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ストーリー凝ってて凄いし尊敬します! TikTok見ました!どっちもフォローしてます!
〜IBUKI本部〜
〜廊下〜
店長
百峰 桃音
こ廊下を歩いていた桃音に声をかけたのはIBUKI本部の店長だ。
店長
店長
百峰 桃音
店長は資料を渡しながら言った。
桃音は資料を受け取り、内容を目を通しながら言った。
百峰 桃音
店長
研究部と同行でお願いします。
百峰 桃音
百峰 桃音
桃音はその言葉を聞いて思考が止まりかけた。
ここで説明しよう。 この暗殺組織IBUKIには「暗殺部」 「研究部」「情報部」「処理班」「医療部」の5つの部に分かれている。
「暗殺部」 殺し屋達。暗殺部は主にマフィア等の標的を殺す事が役目で桃音、瑠花、凜々愛、康ーが所属している。
「研究部」 化学者の集まり。研究部は殺し屋が使う毒薬の制作や敵のDNAを鑑定し情報部と組んで関係者の探索とかをする。 たまに暗殺部と一緒に現場へ行くこともある。
「情報部」 ここはハッカーや情報屋がいる。ハッキングで標的に関する情報の入手や他の部門への情報共有、サイバー攻撃が役目。ここはつい最近IBUKIに加入した大輝が所属。ちなみに敵の本拠地に忍び込んで情報を盗むという手口をする情報屋は大輝以外は誰もやらない。
「処理班」 殺し屋から任務達成の連絡を受ける 第に出動する。現場に行って敵の死体 を埋めるor沈めたり、破損物の修復、血寝の掃除とかなどの後始末をする。 まぁ要するに証拠隠滅するための掃除屋っていうものだ。あと犠牲になった 殺し屋のお墓の用意も彼らの役目である。
「医療部」 まぁ簡単に言うとお医者さん。任務で怪我した殺し屋や研究中に事故った化学者の治療をする。もちろん間医者しかいない。あ、ちなみに不死夜は属していない。そもそもIBUKIにすら居ない。何故かって?それは知らん。
百峰 桃音
店長
実は研究部の人間との仕事は初めて のだ。
百峰 桃音
店長
店長
百峰 桃音
店長はそのまま立ち去って行った。
〜研究室〜
百峰 桃音
桃音はそう思いながら研究室の前を歩いている。 麗という女性は桃音の友人であり、この研究部で最も優秀な化学者なのだ。
百峰 桃音
モブ化学者
桃音は偶然通りかかった研究部の化学者に声をかけて止めた。
百峰 桃音
モブ化学者
その化学者は研究室に入った。
「姫宮さん、呼んでる人いますよ。」
「わかったわ。今行く。」
奥からあの化学者と姫宮麗の声が聞こえた。
百峰 桃音
奥にいる女性がゴム手袋、安全 メガネを外しながらこちらへ向かってくる。
百峰 桃音
桃音は姫宮麗にそう言った。
姫宮麗という女性は両目が隠されている長い前髪にセミロングヘア。白衣姿で薄いピンクで丈がやや短く袖が長い...萌え袖 というやつのセーターで中に襟の大きい白いシャツを着ている。青いスカートに、黒いタイツ、厚底のヒールのバレーシューズを履いている。
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
この事を聞かされていなかったのか、麗は驚いた表情をした。 その時、麗の前髪からバサバサしたまつ毛の大きな目が覗かせた。大きな黒目にハート型の瞳孔が紫になっている。
百峰 桃音
姫宮 麗
モブ化学者
するとさっきの化学者が割り込んでそう言った。
姫宮 麗
モブ化学者
百峰 桃音
桃音は先程店長から貰った資料を麗に見せながら問う。
姫宮 麗
モブ化学者
姫宮 麗
すげぇ微妙な反応やないかい
姫宮 麗
百峰 桃音
麗は研究室に戻り、桃音はその場を立ち去った。
〜翌日〜
姫宮 麗
百峰 桃音
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
そんな会話をしながら歩いている桃音と麗がいる場所は現場であるビルの地 下だ。
百峰 桃音
角を曲がろうとした桃音は何かに気付き立ち止まった。後ろを歩いていた麗 も続けて立ち止まる。
姫宮 麗
百峰 桃音
桃音は壁に背を付けながら曲がり角の向こうを覗く。
百峰 桃音
その目の矢先にはマフィアのアジトの入口とそのすぐ側に見張りが2人いる のだ。
姫宮 麗
するとその見張り達がキョロキョロと 辺りを確認するように首を降り始めた。こちらの気配を感じたのだろうか。
百峰 桃音
姫宮 麗
小声で話す2人。
トッ…トッ…
百峰 桃音
姫宮 麗
麗は不安げに桃音の名を呼んだ。
百峰 桃音
桃音は銃を取り出し戦闘態勢に入る。
姫宮 麗
すると麗は桃音の銃を持っている手を抑えた。
姫宮 麗
百峰 桃音
そう言うと麗は大きめの毒針を取り出した。
百峰 桃音
ジャキッ
見張り
麗の毒針に目を丸くしている隙に桃音は背後から頭に銃を突きつけられた。
百峰 桃音
見張り
百峰 桃音
見張り
ザシュッ! ザシュッ!
百峰 桃音
見張りの1人の男が”死んでもらおう”と言うつもりだったが、先に男の首筋に穴が開いた。
桃音に銃を突きつけている方の男も同じ箇所に刺された跡がある。
姫宮 麗
振り向くと倒れた男たちのすぐ側に麗が立っていた。手に持っている毒針の先が赤く染まっていた。
百峰 桃音
姫宮 麗
桃音が銃を突きつけられている隙に男達の背後にまわったようだ。
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
2人は武器を手に持ってドアの前へ駆けた。
〜マフィアのアジト内〜
ダァン!
桃音はドアを思いっきり蹴って開けた。
マフィア
マフィア
バン! バン!
百峰 桃音
入って最初のマフィア2人が向けてきた銃なんかには目もくれず、奴らの脳天を的確に弾をぶち込む桃音。
ササッ
二丁の銃を両手を広げるように前に向ける桃音の影から湧いてでるように、麗は敵の方へ素早く駆ける。
マフィア
グサッ
マフィア
気が付くとその男の目の前には麗が居て、自身の胴体は毒針によって貫き通されていた。
姫宮 麗
そう言うと麗は男の胴体から毒針を引き抜く。男はその場に重力に従うように倒れる。
マフィア
マフィア
バン!
麗の素早さに気を取られている隙に桃音は2人同時に撃つ。
百峰 桃音
マフィア
バン!
背後から襲って来ようとする敵を見ず、銃だけを後ろに向けて撃つ。
百峰 桃音
銃口から出る白い煙をフゥっと吹きながら顔を横向けて倒れた男を見ながら言う。
マフィア
マフィア
マフィア
百峰 桃音
百峰 桃音
笑顔で圧をかける桃音。
マフィア
そう叫んで桃音に銃を向ける。
姫宮 麗
ザシュ!
そいつの前を横切ると同時に毒針を刺し、素早く引き抜く。
マフィア
マフィア
百峰 桃音
バン!バン! バン!バン!
数人の男達が麗を狙って撃ちまくるが麗は着弾する直前に避け続け、そのまま男達の距離を縮めていく。
マフィア
マフィア
ザシュ!ザシュ!
ザシュ!ザシュ!
その男達の間をすり抜ける。その際にはもちろん、全員に毒針をお見舞いさせている。
百峰 桃音
マフィア
バン!
桃音は麗の華麗な弾丸避けと殺人術を眺めながら、表情も変えず見向きもせず死角から狙ってくる敵をあっさりと撃ち殺した。
姫宮 麗
息を1つ吐く。 その時、麗の揺れる前髪からバサついた睫毛の特殊な目が姿を見せた。丸く大きな黒目にはハート型の瞳孔が白かった。
百峰 桃音
姫宮 麗
今度はピンク色のハートだ。 さては照れてんな君〜
マフィア
すると1人を初めにマフィア達が何かに気付き始めた。
マフィア
百峰 桃音
〜説明しよう!〜 フローライト・アイとは…… 麗の目のように、感情の変化によって瞳孔の色が変わる特殊な目。瞳孔の形は個人差がある。麗の場合はハート型なので、 白♡=通常 ピンク♡=照れ、恋心 オレンジ♡=嬉しいなどの上機嫌 青♡=悲しい、苦しい 紫♡=驚く、恐怖 黒♡=思考停止、絶望、病み ざっとこういう感じである。
マフィア
マフィア
”ボツリヌスの魔女” それが姫宮麗が裏社会で呼ばれているあだ名だ。
姫宮 麗
百峰 桃音
マフィア達の言葉と怒る麗に耳を傾けながら桃音はそう心の中で呟いた。
マフィア
1人の男がそう言うと、奥の方へ走って行った。他のマフィア達もそれに続くように、背を向けて行ってしまう。
百峰 桃音
姫宮 麗
2人は残党を追った。
〜IBUKI本部〜
その頃
店長は部屋に入り、自分のデスクに向かった。
店長
気づけばそこには1枚の紙が置いてあった。
店長
それを手に取り目を通す。すると店長の顔はだんだん青ざめていった。
店長
グシャッと紙を握りつぶして叫んだ店長は慌てて部屋を飛び出した。
〜マフィアのアジト〜
〜廊下〜
百峰 桃音
姫宮 麗
お前もな
心の中でつっこむ桃音。 彼女たちは逃げて行った残党を追って廊下を走っているが、その姿がなかなか見つからない。
姫宮 麗
百峰 桃音
そう返事をすると桃音はあの言葉を思い出した。
「くっ…こうなったら!例のアレを使うか」
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
そんな会話をしながら2人は残党を探す。
姫宮 麗
百峰 桃音
突然麗はそう呟いた。
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
そう推測すると、2人は悪寒がした。
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
麗は廊下の1番奥にある”研究室”と書かれている札に指を指した。
百峰 桃音
姫宮 麗
2人は研究室まで急いで走った。しかし足が非常に早い麗は桃音を抜かしてあっという間に研究室の前に辿り着いてしまった。
百峰 桃音
〜研究室〜
桃音は勢いよくドアを蹴って開けた。 武器を構えて入るが、そこに残党の姿は無かった。
百峰 桃音
姫宮 麗
研究室とは呼び難い…どっちかと言うと手術室に近い?そこには拘束用のベルトが付いた手術台らしき物があった。
百峰 桃音
姫宮 麗
桃音は黙り込む麗をチラッと見た。 目の♡が青い。 これは確か悲しい時の色だ。 麗の表情はその通り、泣きそうな悲しい顔をしていた。
百峰 桃音
奥に部屋へと続くドアを見つけた桃音は麗の悲しみを掻き消すような調子で言った。
姫宮 麗
先程の暗い表情は無かったかのように返事をする。
百峰 桃音
桃音は小声でそう言った。
姫宮 麗
麗も同様小声で言う。 2人は身を低くして武器を握りしめながらドアに近づく。
〜奥の部屋〜
2人はドアを少しだけ開けてその隙間を通って順番に部屋に入った。
百峰 桃音
姫宮 麗
部屋の電気はついておらず、暗くて周囲が見えずらい。 恐る恐ると奥へと進む……と、
バン!
百峰 桃音
姫宮 麗
銃声がなった。 残党の攻撃だ。
百峰 桃音
姫宮 麗
2人は分かれて身を低くしながら物陰に身を隠した。
バン!バン!
また銃声が鳴り響く。
百峰 桃音
銃を握り直してそう呟く。
百峰 桃音
物陰からそっと覗くと敵が発砲した後、マズルフラッシュでその辺りが少し見えやすくなり敵の顔が見えた。
百峰 桃音
バン!バン!
マフィア
マフィア
桃音が連続で撃った直後に敵が声をあげるのが聞こえた。
百峰 桃音
姫宮 麗
麗は電気のスイッチを見つけ押した。
パチッ
百峰 桃音
突然電気がつき、明るくなった。
マフィア
百峰 桃音
そう言って1人のマフィアがこちらを睨みつた。
姫宮 麗
その手には何か薬品が入った試験管が握られていた。
百峰 桃音
マフィア
男は軽く試験管を振って高笑いした。
マフィア
ゴクッ
男はヤバい色をした薬品を一気に飲み干した。
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
パリン!
空になった試験管が男の手から落下し、割れた。
アガッ…ガッ! ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!!!
百峰 桃音
男はその場に崩れるように倒れ込む。
姫宮 麗
すると男の肌は火傷をしたかのように赤くなり、着ていた服のボタンが外れ先程より筋肉質になった。
百峰 桃音
姫宮 麗
目の前の光景にますます青ざめていく2人。
百峰 桃音
ドーピングした男
男はそう言った。薬品の影響か、かなりハイになってる。
百峰 桃音
姫宮 麗
麗が止めようとしても桃音は耳を傾けず両手に銃を握り締めながら駆け出す。
ドーピングした男
ブォン!
男は桃音に殴りかかろうと拳を大きく振るが桃音はそれをかわすように床と男の腕の間を通り銃を向ける。
バンッバンッ!!
桃音は男の腕を2発撃った。
ドーピングした男
百峰 桃音
男に弾丸は全く効かなかった。 なぜだ?2発も撃ったのに?これが薬品の副作用なのか?
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
姫宮 麗
百峰 桃音
ドーピングした男
姫宮 麗
男の言葉に怒る麗。
ドーピングした男
ブォン!
男は今度は麗に蹴りかかろうとする。
姫宮 麗
麗は相手の攻撃による痛みに覚悟するように目を瞑り歯を食いしばった。
ドカァ!
っあぁ!!
姫宮 麗
麗は予想外なことに前から人に押され吹っ飛び、尻もちを付いた。
蹴られた痛みは感じなかった。 真っ先に目に映ったものは……
百峰 桃音
蹴られた箇所を押さえる桃音だった。
姫宮 麗
百峰 桃音
桃音は麗を庇いながら避けたため、運良く脇腹を掠るように蹴られただけで済んだ。ただ2人とも吹っ飛ばされたので衝撃はそこそこ強かった。
姫宮 麗
百峰 桃音
桃音は俯いて言った。 何かを背負い込んでいるような、麗にはそんな気がした。
ドーピングした男
ドーピングした男
男は拳を握り締めながら2人の方へ駆ける。
百峰 桃音
桃音はすぐさま立ち上がり、自ら囮になるように麗から離れて男を引き寄せた。
百峰 桃音
百峰 桃音
そう考えながら桃音は男の攻撃を避けるばかりである。
百峰 桃音
ドンッ ドンッ
ドゴォォン!!!
百峰 桃音
姫宮 麗
ドーピングした男
突然大きな音がした。 ここにいる全員が驚いたあまりに声を上げた。
そして辺りが砂埃のようなもので覆われ、視界が失われた。
百峰 桃音
しかし桃音には何か見覚えがある気がした。何かを思い出させるような……
まさか……?
「キャッハハハハハ!!!やっぱりココかー!!」
陽気な声と高笑いが響く。 これは……!!
奪われた視界が少しづつ取り戻してきた。砂埃から影が写っている。 足を開き拳を腰に当てて胸を張って立っているのは……
早乙女 瑠花
百峰 桃音
早乙女 瑠花
武器を一切使わず相手をズタズタにして葬る怪力殺人鬼、早乙女 瑠花だった。
姫宮 麗
紫色になったハート形の瞳孔をした目を前髪から覗かせて驚く麗。その視線の先には突き破られた壁だった。
百峰 桃音
バァン!
今度はドアが勢いよく開かれた音がした。誰かが入ってきた。
神楽 凜々愛
桃音の相棒で眉一つ動かさず人を斬り捨てる無表情人斬りの神楽 凜々愛だった。
百峰 桃音
仲間の唐突な登場で頭の仲が整理出来ない桃音。
神楽 凜々愛
桃音と麗を見てホッと息をついて凜々愛は言った。
早乙女 瑠花
瑠花はドーピングで覚醒した男を見ながら呑気に言った。まぁ…こいつは通常運転だな。
百峰 桃音
姫宮 麗
安心したような冷静になれないような複雑な気持ちになった2人は瑠花達に質問攻めしてしまった。
神楽 凜々愛
こちらを向かず、日本刀を構える。
ドーピングした男
指の関節をポキポキ鳴らしながら男は言った。
早乙女 瑠花
ダッ
瑠花は駆け出し、男に飛びかかった。
ドカッ ダンッ ゲシッ バコッ ドカッ ダンッ
瑠花は自分より圧倒的に大きい体格の男に蹴りや拳を連続で喰らわせる。男も頑丈な腕で瑠花の攻撃を防いだり、攻撃し返す。
百峰 桃音
姫宮 麗
神楽 凜々愛
姫宮 麗
ん?この2人まさか初対面???
神楽 凜々愛
あんたらこの状況で何自己紹介してんねん。特に凜々愛に関しては説明は後でと言ってたやないかい。
ドーピングした男
男は息を切らしながら瑠花を睨み付けて言った。
早乙女 瑠花
それに対して瑠花は息を全く切らしていない。ケラケラ笑いながら男を煽るように言った。
百峰 桃音
早乙女 瑠花
瑠花の言う通り、何度殴って蹴っても男には全く効果が無い。あの怪力殺人鬼の瑠花が相手でも、骨の砕ける音などが一切しない。
神楽 凜々愛
ドーピングした男
余裕そうに言っているがめちゃくちゃ息を切らしてる。説得力無いな。
姫宮 麗
百峰 桃音
神楽 凜々愛
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
百峰 桃音
早乙女 瑠花
ドーピングした男
瑠花と男はまだ接戦していた。
姫宮 麗
ドーピングした男
男は瑠花の攻撃を防ぎながらつっこむように言った。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
するとずっと黙っていた無口な凜々愛がようやく口を開いた。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
凜々愛はそう言った。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
姫宮 麗
神楽 凜々愛
姫宮 麗
早乙女 瑠花
姫宮 麗
だからアンタらなんでこの状況で自己紹介するんたま。特に瑠花に関してはドンパチしながらゆーてる。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
百峰 桃音
こいつキッパリと言いやがった…
ドーピングした男
男はこちらへ向かってくる…!
早乙女 瑠花
瑠花は男の背後から後頭部を目掛けて蹴りの一撃を喰らわせようとする…が
ガシッ
早乙女 瑠花
男は振り向かず、瑠花の足を掴む。
ブォンッ!
そのまま放り投げた!
早乙女 瑠花
ダァァン!
ガラガラッ!
ガシャーン!
早乙女 瑠花
瑠花は壁沿いの棚に投げつけられた。 棚から物が落ち、仕舞いには棚ごと倒れ瑠花は下敷きになった。
百峰 桃音
桃音は叫んだがら瑠花からの返事がない。
姫宮 麗
神楽 凜々愛
ドーピングした男
神楽 凜々愛
姫宮 麗
凜々愛は日本刀を、麗は毒針を握り締めて構える。その手には怒りが込められていた。
……いや、最も怒りが込み合っていたのは
百峰 桃音
(((ゾワッ)))
ドーピングした男
桃音だった。 彼女から湧き上がる殺気と威圧はこの場にいる全員の背筋を凍らせた。
バンッ!バンッ!
桃音は両手の銃で男の両目を撃った。
ドーピングした男
バンッ! バンッ! バンッ! バンッ! バンッ! バンッ! バンッ!
さらに歯、喉、舌、口蓋垂、耳、鼻、頬などの顔面を中心に撃っていく。
百峰 桃音
ダッ!
桃音は飛びかかり、男の胸元を踏むように蹴り倒した。
ダン!
顔中血まみれになった男は声が出ない。ただただ怯えた表情をしている。
カチャッ
桃音は男の眉間に銃口を突き付けた。
百峰 桃音
姫宮 麗
ガタッ…
神楽 凜々愛
神楽 凜々愛
百峰 桃音
アタシ死んでなーい!!
百峰 桃音
ブォン!!!
姫宮 麗
桃音は声のした方向を向くと……
神楽 凜々愛
百峰 桃音
棚が飛んできた。
ガシャーン!!
棚は男の頭を下敷きにした。 身体だけが棚の外へ出ていて全く動かない。
百峰 桃音
先程の怒りを忘れて我に返った桃音は間一髪避けることができた。
神楽 凜々愛
百峰 桃音
そう言って棚が飛んできた方向を見ると……
早乙女 瑠花
瑠花が額から流れる血を手で拭いながら立っていた。
百峰 桃音
仲間の無事を喜ぶ桃音はパァっと明るく名を呼ぶ。
神楽 凜々愛
姫宮 麗
早乙女 瑠花
凜々愛と麗は瑠花に駆け寄る。
百峰 桃音
桃音は男を下敷きにした棚をゲジゲジと足蹴にしながらいう。
神楽 凜々愛
早乙女 瑠花
ガタッ
こちらに駆け寄ってきた瑠花は流れるように片手で棚を持ち上げて男の生死を確認した。
早乙女 瑠花
姫宮 麗
ドーピングしたはずの男は元通りになっていた。どうやら下敷きにになる直前に薬品の効果が切れたようだ。
いや、おそらく桃音がブチギレて顔面を撃ちまくった時には既に痛覚の麻痺や回復力の向上などの副作用が切れていたかもしれない。
姫宮 麗
早乙女 瑠花
ホッと安心した麗の横で、桃音によって顔が弾痕だらけになった男を瑠花は狂気な笑みをして言う。
神楽 凜々愛
百峰 桃音
神楽 凜々愛
凜々愛が指を指しながら言った。 指している所を見ると穴の開いた壁の奥の部屋にボスらしき者の生首が転がっていた。
姫宮 麗
麗はそう言って壁の穴へ入っていった。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
〜現場の近く〜
数十分前
ボクと瑠花が別の所で仕事してた帰りに、突然店長から連絡があったんだ。
トゥルルルルル…
神楽 凜々愛
店長
神楽 凜々愛
店長
神楽 凜々愛
店長
神楽 凜々愛
店長
神楽 凜々愛
店長
神楽 凜々愛
早乙女 瑠花
店長
神楽 凜々愛
現在
神楽 凜々愛
百峰 桃音
姫宮 麗
神楽 凜々愛
早乙女 瑠花
姫宮 麗
百峰 桃音
姫宮 麗
神楽 凜々愛
早乙女 瑠花
神楽 凜々愛
姫宮 麗
百峰 桃音
早乙女 瑠花
神楽 凜々愛
姫宮 麗
そんな会話をしながら彼女達は部屋を出て、本部へ向かった。
モブIBUKI配属
モブIBUKI配属
モブIBUKI配属
モブIBUKI配属
モブIBUKI配属
モブIBUKI配属
モブIBUKI配属
…………
…クスッ
あの子ったら、組織で偉い有名になったんやな