春の兆しに
忘れた思い出の片鱗を感じた
忘れてるのに思い出なんて、おかしいけど
何年か前は、これを糧に生きてたような
そんな、雷が落ちたような
…なんて、思ってたら
いつの間にか、背後に人がいた
私がここで待ち合わせしていた彼氏である
そういえば、君に一目惚れしたのも
確か、学年が変わった春だった
……あ、そうか
君の、思い出だったのか
コメント
1件
めちゃくちゃ好きーーー!!! 「私」が雷の正体に気づいた時に「そういえば〜」って思い出を噛み締めているところが微笑ましいし、最後の「……あ、そうか」ってふと我に返ってるところは"恋する乙女"って感じで可愛すぎるし……!! 春という暖かい季節に君に恋をして、また春が来た今は君が隣にいる大切な存在になってるのがまじで尊い好きです🫶🫶