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言葉では無理だけど

第1話 - 言葉では無理だけど

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2019年10月19日

#恋愛

#両思い

#嫉妬

#カップル

アビーン

一人で道路を歩き学校に向かっていたすると後ろから俺の事を呼ぶ声がした

光莉(ひかり)

奏太くん！

奏太(そうた)

光莉。

光莉(ひかり) 俺の彼女。優しくて明るい子付き合って2年経つけど言えない言葉がある。それは… 『好き』

光莉(ひかり)

おはよー

光莉(ひかり)

今日は寒いね

奏太(そうた)

あれ？手袋してないの？

光莉(ひかり)

うん。忘れてきちゃったんだ

奏太(そうた)

そうなんだ。なら、はい。

光莉(ひかり)

え？

奏太(そうた)

貸すよ。手袋

光莉(ひかり)

でも、奏太くんが冷えちゃうよ？

奏太(そうた)

俺はいいよ。

光莉(ひかり)

そう？ありがとう

光莉(ひかり)

ふぅ、暖かい

奏太(そうた)

(寒いし、早く学校行くか)

奏太(そうた)

光莉。また体が冷えそうだから早く学校行くか。

光莉(ひかり)

うん！そうだね。

俺達は足早に、学校へ向かった教室

光莉(ひかり)

奏太くん。手袋ありがとう。

奏太(そうた)

ううん全然。

光莉(ひかり)

それと、

奏太(そうた)

ん？

光莉(ひかり)

好きだよ

奏太(そうた)

っ…うん

奏太(そうた)

(やっぱり言えない…)

俺達はクラスが違うため、光莉と離れた

奏太(そうた)

好き…好き…好きだよ？…

優紀(ゆうき)

おい。何ぶつぶつ言ってんだよ

奏太(そうた)

！

奏太(そうた)

いや、なんでもない。

奏太(そうた)

(毎日練習してるけど、やっぱり言えない)

優紀(ゆうき)

ふーん。まあいいけど…

奏太(そうた)

(行ったか…)

奏太(そうた)

はぁ、どうしたら言えるようになるんだろう。

学校では、いつも『好き』を練習しているその事ばかり悩んでしまう放課後

奏太(そうた)

はぁ。

奏太(そうた)

(もう時間だし帰ろう)

光莉(ひかり)

あっいた。奏太くん！

奏太(そうた)

ん？あっ光莉

光莉(ひかり)

帰ろう

奏太(そうた)

うん。

俺達は、帰りながら今日学校であった事を話して帰るその時の光莉はすごく楽しそうだけど、男子の話になると少しイラッとしてくる

光莉(ひかり)

でね！すっごく楽しかったんだよ！

奏太(そうた)

そうなんだw

奏太(そうた)

(光莉が笑ってると俺まで笑顔になれる)

光莉(ひかり)

楽しかったなぁ。奏太くんは？

奏太(そうた)

えっ

光莉(ひかり)

なんか、面白い事とかあった？

奏太(そうた)

俺は…

奏太(そうた)

(何かあったかな？)

奏太(そうた)

(悩んでばかりだったけど)

光莉(ひかり)

奏太くん？

奏太(そうた)

え、あっごめん。

光莉(ひかり)

ううん。聞いた私が悪いの。私、奏太くんと同じクラスがよかったなぁ。そしたらいつでも話せるし…

奏太(そうた)

そうだね。

奏太(そうた)

(そしたら、俺も少しは楽しくなるのかな)

光莉の家の前

光莉(ひかり)

送ってくれてありがとね！

奏太(そうた)

全然。また明日な

光莉(ひかり)

うん！また明日。

奏太(そうた)

早く帰ろう

走って帰り、家に着いた

奏太(そうた)

うーん。

俺はご飯を食べながら色々調べていたんだ「好きって言える方法」

奏太(そうた)

(わかんないな。やっぱり練習しないとか…)

お風呂や、寝る前に練習し眠りについた

言葉では無理だけど

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アビーン

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