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#はいきゅー!!
月枝春@低浮上
24
璃杏視点
昼休みを知らせるチャイムがなる
クラスメイト
クラスメイト
ㅤ⠀
教室は一気に賑やかになった
椅子を引く音
わらいごえ
廊下を走る足音
そんな中、璃杏は静かにお弁当箱を机の上へ置く。
《お腹すいた》
《今日も卵焼き入っとる》
《おかーさんの卵焼き好きなんよな》
小さく手を合わせる
黒木 璃杏
周りでは友達同士が机をくっつけて話している。
クラスメイト
クラスメイト
《いいなー》
楽しそうな笑い声で溢れかえっている
《私もあーゆー風に話せたらいいとに》
《急に入ったら迷惑よな》
《てかまずなんて話しかけるんよ》
《やっぱやめとこ》
そうやって視線をもどす
誰も璃杏を避けていない
その反対で
璃杏も誰かのことを避けているわけではない
ただおたがいに
''きっかけ''
がないだけ
それだけだった
《あーはいはい今日も私は大人しく外でも眺めますよーだ》
《あの雲う〇ちみたいな形してんな》
そんなことを考えながら、ぼーっと空を眺めた。
その頃
体育館では昼練が終わろうとしていた
北信介
ピタッと全員の動きが止まる
北信介
北信介
北信介
他部員
ㅤ⠀
宮侑
宮治
教室に戻る途中
3年4組の前を通りかかる
宮侑
窓側
外を眺めるひとりの女子
宮治
宮侑
宮治
ふたりは少しだけ足を止めた
宮侑
宮侑
宮治
宮治
宮侑
そこへ後ろから角名が歩いてくる
角名倫太郎
宮侑
角名倫太郎
宮治
角名倫太郎
宮治
宮侑
角名倫太郎
宮侑
宮侑
宮侑
宮侑
宮治
角名倫太郎
角名倫太郎
宮治
宮侑
《風邪気持ちええ》
《えらい騒がしいな》
《あ、バレー部や》
廊下ではしゃぐ3人組が目に留まる
《全国行くくらい強いんやもんな》
《宮兄弟?もおるんよな》
《すごいな》
それだけ思うと、また空を見上げた。 特別興味があるわけでもない。 ただ、有名だから知っている。
それだけだった。
侑たちがしばらく眺めていると
北信介が通りかかる
北信介
北信介
北信介
宮治
侑は最後にもう一度だけ教室を見る。
宮侑
宮治
宮侑
角名倫太郎
宮侑
3人はくすくすと笑いながら帰っていった
その頃璃杏は
《はーねむい。》
《午後の授業も寝らんよーにせなな》
《がんばろ》
いつもと変わらないひるやすみ
それはまだ
“平凡な毎日”の一ページに過ぎなかった。
──第2章 END
コメント
1件
読了🥀 璃杏ちゃんの「きっかけがないだけ」って心情、すごくわかるなあ。周りは楽しそうなのに、自分だけちょっと世界の外側にいる感じ。でも侑たちがこっそり見つめてるの、なんだかいいなって思った。どちらも「声かけていいのかな」で止まってるもどかしさが、次の動きを期待させる。続き、気になります🌙