/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
マナ
ヒマ、怖い話して
ミサキ
また雑なフリをしてくるな
ミサキ
ま、いいでしょう
ミサキ
この前、親の知り合いの霊能力者って人に会ったからさ
ミサキ
質問したんだよ
マナ
なんて？
マナ
お金、どのぐらいもらうんですか？
って聞いたんでしょ
って聞いたんでしょ
ミサキ
そんな失礼なこと聞けないし
ミサキ
「今まで一番怖かった話ありますか？」って
マナ
ほほう
ミサキ
そしたらさ、教えてくれたよ
ミサキ
「行方不明者の霊視があったので、その方の家に行ったんです」
ミサキ
「でね、言われたんですよ」
ミサキ
「5人に霊視してもらってるけど、
2人は『わからない』って帰っていきました」
2人は『わからない』って帰っていきました」
ミサキ
「でね、話もそこそこに自分もお家の中で霊視したけど、
『わからない』って言って帰ったんですよ」
『わからない』って言って帰ったんですよ」
マナ
いやいや、そこはちゃんと場所わかれよ
ミサキ
いや、わかってたって
マナ
は？
ミサキ
その霊能力さん、言ってたよ
ミサキ
「わかったって言ったら、今頃ここにはいないだろう」って
マナ
どゆこと？
ミサキ
「行方不明になった人とは別に3人……」
ミサキ
「その家の冷蔵庫の中にいるってわかりましたから」
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
