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湊月
湊月
湊月
湊月
湊月
湊月
ぽつりそんな言葉をこぼした…
♪〜
湊月
湊月
凛
湊月
電話の向こうから聞こえる凛の声はとても焦っているのか荒い呼吸音が聞こえる
凛
湊月
凛
凛
凛
湊月
凛
凛
湊月
凛
湊月
凛
湊月
凛
湊月
湊月
凛
凛
湊月
凛
凛
湊月
凛
凛
湊月
凛
ザザサッ
湊月
凛
湊月
凛
凛
湊月
凛
凛
凛
凛
湊月
ザザサッ…
ノイズが強まる
凛
ツーーーー
湊月
湊月
湊月
鳥居を潜り境内へ足を運ぶ
湊月
今の状況でなければ素直に綺麗だと思えるほどに美しく楓が散る
湊月
少し迷い考えながら境内を歩いていると
ザッザッザッ
湊月
スッ…
湊月
咄嗟に入ってしまった本殿は誰かが住んでいるのか生活感があり
物も綺麗に整頓されていた
部屋の奥に神棚のようなものがあったがそれより私は机の上にぽつんと置いてある本がとても気になった
湊月
湊月
湊月
なんでもいいから手がかりが欲しいと思い本をとる
湊月
日付はぼやけて見えないが筆で1日ごとに一言書いてあった
湊月
パラパラと流し読みをする
ほぼ書いてあることは
『今日も平和でした。』
などの一言
他に書くことがないのか前から真ん中辺りまで同じだったが
途中から
『最近は人が少なくて寂しいです。』
この一言を境に…『寂しい』と言う言葉が増えた
湊月
凛はここを神域だと言っていた…本殿であるこの部屋が神様の部屋でこの日記の持ち主が神様なのだったら
神様も寂しいと感じるんだなと思い
少し親近感が湧く…
そのまま読み続けていると
『今日は久方ぶりに人の子と遊びました、とても楽しかったです。』
日記の最後の方に書かれた文字
よほど楽しかったのかその字から楽しさが伝わってくる
それから同じ子と遊んでいるのか似たような事が書かれており前半の日記よりも文字が生き生きしている
『今日もあの子と遊びました、あの子と遊ぶのはとても楽しくていつまでもずっと一緒に居たいと思ってしまいました。』
『私がそんなこと願っていいはずがないのに…』
湊月
湊月
そんなことを考え次のページをめくると
『あの子が名前を教えてくれました…私はあの子の名前を知ってしまいました…』
震えた文字…
湊月
考えながら次のページを読もうとしていると
「そこに…誰か居るのですか?」
湊月
コメント
7件
凛ちゃん…凛ちゃん…ッ!!!(イケ女センサー発動) え、最後の人誰なの…気になる……
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! あら、ループしてるみたいだね… あー…そうなんだね… 神様の領域に来てしまうとは とてつもない不運なのかもね…(?) 元々、そういうのに好かれてるのも あるんだろうけど… ほぇー…神様の日記かぁ…良いね…(?) その子の名前はなんだろうな… 次回も楽しみに待ってるね!!!!
凛ちゃんかっこいい!!!