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人魚は恋に溺れる。

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人魚は恋に溺れる。

1 - 人魚は恋に溺れる。

♥

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2018年10月22日

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ユーファ

今日も素敵…

私が今見ている光景は、日本の空だ。

昔ここに男の子が来て私に

綺麗

そう言ってくれた場所。

でも見なくなった。

私に飽きたんでしょう。

だけど、あの日見たキラキラは

忘れることは無い。また会えるといいな。

ユーファ

はぁ…

リヴァイアサン

ユーファ。

ユーファ

母様。

リヴァイアサン

一体何を見ているんだい?

ユーファ

空よ。空は嘘をつかない。

ユーファ

そして真っ青に染まる空は私に似ているもの。

リヴァイアサン

ふふっ、そうだな。

ユーファ

母様はどちらかと言うと 氷 だわ。

リヴァイアサン

氷か。随分と冷たいものを選ぶ。

ユーファ

母様、知っているかしら?手が冷たい方は心が暖かいのよ。

リヴァイアサン

そういうものなのか。

リヴァイアサン

あぁ、近頃人間を見るようになったから、ここへ来る時は気をつけるんだよ。

リヴァイアサン

見つかったら、殺すか口止めしておきなさい。

ユーファ

わかったわ。

ー翌日ー

原宮 那月

幸俊ー。

夢錦 幸俊

なんだよ。

原宮 那月

お前泳がねーの?

夢錦 幸俊

肌焦げる。やだ。

原宮 那月

せめて焼けるって言えよw

ユーファ

(人間だ…見られてはならない。だか…)

ユーファ

(この光景はここでしか見れない…どうしよう。)

ビシャッ

ユーファ

原宮 那月

お!?なんか魚いる!?

夢錦 幸俊

まじか俺魚好きだから取ってきて

ユーファ

(やばい見つかる!)

私はそう思い海の深くまで潜り込んだ。

魔女

おや?珍しいお客さんだ。

ユーファ

ひっ…魔女。

魔女

貴女、人間になりたい?

ユーファ

なりたくありません。

魔女

あら珍しい!気に入ったわ。

魔女

何か一つ願い事はある?代償入らないわ。

ユーファ

私を、私を過去に見た人以外に姿を見せないでください。有効期限は1年でいいので。

魔女

有効期限…あるのね。まぁいいわ。

魔女

その願い、叶えましょう。

そう言ってポーションを渡された。

ユーファ

ん…

ユーファ

これでいいの?

私は飲み干した。

魔女

これで見えないはずよ。

ユーファ

ありがとう。

魔女

ふふ、良ければ今度ゆっくりお話しましょうね。

ユーファ

ええ。

そう言って、海の上を目指し、

いつもの場所へ行った。

ユーファ

やっぱりきれ…

原宮 那月

あ!人が居る!

夢錦 幸俊

え、どこ?

原宮 那月

ほらそこそこ!

ユーファ

(嘘、バレてる!?)

夢錦 幸俊

え?どこにもいないけど。

ユーファ

(まさか、あの人が過去に私を見た人!?)

原宮 那月

なーんで!こっち見てんじゃん!

原宮 那月

まさか幽霊!?

ユーファ

ん、違う。

原宮 那月

喋ったあぁ!?

夢錦 幸俊

お前頭おかしくなったの?俺もう家に帰るわ…

原宮 那月

あぁ一人にしないでー!

ユーファ

原宮 那月

ひいいいい

こんな人だった?

ユーファ

貴方は誰?どうして見えるの?

原宮 那月

みっ…やっぱり幽霊!?

原宮 那月

やだ怖い食べられるぅ…

ユーファ

だから幽霊じゃないわ。

ユーファ

人魚よ。

原宮 那月

にん…え?なんて?

ユーファ

人魚。

原宮 那月

え…本当に居たんだ…

ユーファ

ええ。

原宮 那月

俺昔ね、人魚に会ったことあるんだ。

ユーファ

原宮 那月

青い髪をしてて、目も青…あれ?

原宮 那月

君…まさかあの時の?

原宮 那月

うわぁ、ほんとに居た…

ユーファ

うるさい

原宮 那月

いや、あの時君を見てからずっと恋が出来なかったんだ。

ユーファ

え?それじゃまるで…

原宮 那月

ん?

ユーファ

なんでもないわ。と言うか帰る。

原宮 那月

えっ、帰るの!?

ユーファ

1年位君以外は私の姿を見る事が出来ないから、また1年後にあいましょう。

原宮 那月

なんで…1年後?

ユーファ

さっきの。君の友達でしょう?

ユーファ

君が信用するなら私も信用するわ。

原宮 那月

わかった…まさか言っちゃダメな奴?

ユーファ

ダメよ。1年後また会えばいいのだから。

リヴァイアサン

ユーファ。ユーファ!

原宮 那月

うわ、龍!?

原宮 那月

ユーファ

母様。何故氷を?

リヴァイアサン

いや、ユーファが私のことを氷みたいだと言ったからな。持ってきた。

ユーファ

ふふっ、娘の言葉を信じてくれるのですね。

リヴァイアサン

それは娘だからな。ん?そやつは?

原宮 那月

あ、原宮 那月(はらみや なつき)です。

原宮 那月

昔ちょっと娘さんと会って今感動の再会してます。

リヴァイアサン

ほう!というか昔あったのか?私聞いてないぞ。

ユーファ

ごめん母様…

リヴァイアサン

まぁいい。娘の事宜しくな。

原宮 那月

え?

ユーファ

母様、私達まだ付き合ってないわ。

リヴァイアサン

そうなのか…で?

ユーファ

あぁ、1年後また会うわ。この人と。

リヴァイアサン

わかった。じゃあ行こう。

原宮 那月

えっ…と、ユーファ?さん、またあおうね!

ユーファ

ふふ、また会いましょう。

ー五日後ー

ユーファ

あぁ、まだ経たないのかしら。

リヴァイアサン

まだ別れて五日。それ程あの人間が気に入ったのだな。

リヴァイアサン

まるでユーファが恋をした様だ。

ユーファ

それはまだわかりませんよ?

リヴァイアサン

それもそうだ。

今回はここで終わります!

次回1年経ちます。

時間経過は早いのが私の魅力です(きりっ)

ではまた会いましょう!

(・ω・)/ アデュー☆

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