「純粋」
故の
「高貴さ」
それを、穢してはならない
そう思って、生きてきた
「無垢」
故の
「探究心」
それに安易に答えてはならない
そう思って、生きていた
目の前にいる、可愛い子供
まだ言葉すら話せないのに
その意思に、自我が宿っているようで
なんだか、不思議な感覚だった
「私を穢せるなんて思わないで」
なんとなく、そう言われた気がして
もはや、笑うしか無かった
近づいて、手を触ってみた
振り払われて、少し笑った
「ふん、知らないもんね」
なんて、言われた気がして
不思議な生命体だなと
何故か、再認識した
コメント
2件
小さい子って純粋無垢で同じ人間に変わりはないはずなのに私達とは違う「何か」を感じさせるから穢れきった世界が触れていいものではない、って考えちゃうよね🙄💭 だからこそこれから先、小さい子達がこの穢れた世界へ飛び出していくと思うと嫌だな、って思ったり純粋のままでいて欲しい、って思ったりしちゃうんだよなあ……