ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ
都会特有の騒音とは裏腹に
重い足取りを響かせる靴音が
一つ
疲れた
社会人がこんなにも辛いものだとは 思ってもいなかった 。
散々だった
新社員がなんだ
皆寄って集って俺を暇潰しに ...
良い様に使ってきやがって
馬鹿にしてきやがって
世は既に深夜へ周り
煩い商売人もゾロゾロと 看板を店へ閉まって行く
彼にはそれが良くなかった 。
静かになると今日や今までの 出来事を思い出してしまう
掘り返してしまう
後悔してしまう
ウザったらしくなってしまう
いつもの騒音で
彼の苦痛を軽減できまいか
成人し就職して早二ヶ月
周囲の会社員から舐められ
日々弄ばれている
勿論良い気は起きなく
ただ苦痛に感じる毎日
今日も溜息を幾つ零しただろうか
無駄に静かで
しんみりとしたこの空気感
この環境を逆手に
つい寂しくなってしまう
そして
今日もまた
涙を零す
カ ー ンカ ー ンカ ー ンカ ー ンカ ー ン
ガタンゴトン ガタンゴトン ガタンゴトン
ガタン
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小説コンテスト用超短編
約3話で完結させる予定です
プロフィ ー ル & 解説 後公開
マルっと自己紹介 名:冬希(ゆうき) 年:20歳
夢をみるんだ
けど
だけど
違う
俺は
俺は ...
俺は ... !!
俺は 、!
こんなの望んでない !
【さかいめ】
連載開始
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コメント
7件
くれあふ様が作る作品は全部雰囲気とか大好きです…‼ コンテスト頑張ってくださ〜い!
上手くいくいく!だって 続きが楽しみって思ってるんですもン!(僕が) フォローしてるから見れるもんね~(◍ ॑꒳ ॑◍)
おぉ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ これは面白い.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ これで上手くいってないとは、、、私の作品蟻じゃん?!?!