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  ザッ                    ザッ ザッ                 ザッ ザッ   

都会特有の騒音とは裏腹に

重い足取りを響かせる靴音が

一つ

 

疲れた

 

社会人がこんなにも辛いものだとは 思ってもいなかった 。

 

散々だった

新社員がなんだ

皆寄って集って俺を暇潰しに ...

良い様に使ってきやがって

馬鹿にしてきやがって

 

世は既に深夜へ周り

煩い商売人もゾロゾロと 看板を店へ閉まって行く

 

彼にはそれが良くなかった 。

静かになると今日や今までの 出来事を思い出してしまう

掘り返してしまう

後悔してしまう

ウザったらしくなってしまう

 

いつもの騒音で

彼の苦痛を軽減できまいか

成人し就職して早二ヶ月

周囲の会社員から舐められ

日々弄ばれている

 

勿論良い気は起きなく

ただ苦痛に感じる毎日

今日も溜息を幾つ零しただろうか

無駄に静かで

しんみりとしたこの空気感

この環境を逆手に

つい寂しくなってしまう

 

そして

今日もまた

涙を零す

 

 

カ ー ンカ ー ンカ ー ンカ ー ンカ ー ン

 

ガタンゴトン ガタンゴトン ガタンゴトン

ガタン

 

✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎

 

小説コンテスト用超短編

約3話で完結させる予定です

プロフィ ー ル & 解説 後公開

マルっと自己紹介 名:冬希(ゆうき) 年:20歳   

 

 

 

 

 

 

夢をみるんだ

けど

だけど

違う

俺は

俺は ...

俺は ... !!

俺は 、!

こんなの望んでない !

【さかいめ】

連載開始

 

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