ただの、おまじないみたいだった
それは、盲目的な
一時的な、催眠かと思ってた
今でも、言う意味なんてないのに
褒めてくれるのが、なんだか
なんだか、恥ずかしくて
それでも、嬉しくて
……なんだか、認められた感覚が
心の底から、嬉しくて
始めから、あの時から
……あの時から
続いていた、私の催眠のようなおまじないは
……要は、心の底からの感謝だったのだ
信じきれない自分を恥じて
それでも言ってくれた人に
…ただ、どうしようもなく感謝した
いつの間にこんなに懐いたんだろう
疑問なんて、知らぬふりをして
今、この世界に酔っていた
それこそ正に、盲目的に
コメント
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催眠術のような盲信的なおまじないは自分を認めてくれたことへの感謝、か……!誰かに自分のことを認めて貰えるのは凄く嬉しいことだから盲信的にこの世界に酔っているんだね……😌💭 語り手さんがこのまま世界に酔い続けてこれからも幸せを感じながら楽しく過ごして欲しいなあ……