はるか
休み時間、同じクラスのはるかが話しかけてきた。
さや
はるか
はるか
さや
はるか
さや
はるか
さや
はるか
はるか
はるか
さや
はるか
さや
はるか
はるか
さや
はるか
そんな話を休み時間に交わし、下校時間。
はるか
さや
空は水色で雲が所々に散らばっている。
さや
…ポツ…
さや
さやの肩に冷たい水が当たる
さや
さや
さや
さや
さや
歩くスピードを早めようとした時、
シャン…シャン…
さや
足が自然と鈴の音の方へ近づく
さや
しばらく歩くと、着物を着た人達が列になって並んでいるのが見えた。
さや
そう思いながらも正面から見てみたいと思ったさやは先回りした。
さや
赤い傘を差した人は、狐のお面を付けていた。
ますます気になって仕方がないさやは後を付けることにした。
さや
さや
どうやら列の先頭は近くの神社に向かって歩いている。
さや
さや
さや
さやは木の影からそっと見つめていた。
さや
なにやら上に被っていた帽子を脱ぎ、お面を取ろうとしているように見えた。
さや
さや
さや
そしてお面が外される。
さや
真っ白なお面の下。
真っ赤に染まった顔。
充血した目からは血が滴り落ちていた。
さや
恐ろしさのあまり声が出ないさや。
さや
さっと木の影を抜けようとする。
バキッ
木の枝を踏んでしまい大きな音が鳴る。
さや
その瞬間に真っ赤に染まった狐がさやに飛びかかる。
さや
さや
翌日
はるか
ななみ
はるか
はるか
ななみ
はるか
ななみ
はるか
はるか
コメント
1件
もしかして、、 はるかが、黒幕?