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花コトバの魔法

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花コトバの魔法

1 - 竜胆ーリンドウーのヘアピン〜花コトバの魔法~

♥

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2019年09月10日

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美花

あっ、いらっしゃい〜

美花

この前の向日葵の話を見てくれた人も

美花

いるのかしら。

美花

一応自己紹介。

美花

私、黒薔薇 美花。

美花

(くろばら みか)

美花

このカフェの店主。

美花

暇だったら、花言葉にまつわる話を紹介してる。

美花

さてと。

美花

今回はどんな物語を紹介しようかな。

美花

そうね〜

美花

9月になると可愛らしい花を
咲かせる花にしようかなー

美花

主人公は、誠実で、正義感のある女の子。

凛花

━━━と、いうことで。

凛花

合唱の曲はこの曲になりました。

凛花

次は誰が伴奏をするか、指揮者をするかを決めます。

凛花

では、終わります。

ふぅ。

私はいつもクラスのまとめ役。

藤堂 凛花(とうどう りんか)

おつかれ!

凛花

ほんと疲れるよ。

今日一緒に帰ろうぞ~!

凛花

うん。いい……

虹瑚

虹瑚もいいよね!

この子は「虹瑚」(にこ)

いわゆる【ぶりっ子】ってやつ。

気持ち悪いと思う。

充は私の幼なじみ。

家も隣で家族ぐるみで仲良くしてるんだ。

おい、凛花?

凛花

……あっ、うん?

虹瑚も一緒に帰っていいかって話してたのに……

虹瑚

ねっ、いいよね!

凛花

まぁ、いいよ。

虹瑚

やったぁ~!!!

なんか、胸がモヤモヤする。

元々、名前呼びは私だけの特権だったのに。

まだ同じクラスになってから

1ヶ月しか経ってないのに……

凛花

そんなこと、思っちゃダメだよ……

私は、ボソッとつぶやいた。

虹瑚

でね!

自慢ばっかり…

凛花

前だったらこんなことなかったのに.........

凛花

いつもだったら……

凛花

最近部活とかどうなの?

んー?俺?

サッカーバリバリやってるよ!

お前はどうなの?

凛花

私は適当にバトミントンやってるかな……

あ、でさ!

俺、テストの点数悪すぎて

部活の顧問に怒られた……

「学業も頑張れないやつは
サッカーをやる資格はない!」

とか言ってさ。

凛花

数学教えよっか?

神かよ……

凛花

そんなくだらない話が好きだったのに……

はぁ

と、ため息を漏らす。

どうしたんだ?

虹瑚

ねぇ~それより、聞いてよ~!

流石に充も嫌そうな顔をした。

凛花

あのもやもやした気持ちって

凛花

どういう事だったんだろ……

胸がモヤモヤ 女子

凛花

検索っと。

「それはあなたが 恋をしているから!!!!!!!」

凛花

こ、ここここ、

凛花

こいいいいいいい????

幼なじみに恋なんて……

凛花

やっぱり、恋なのか......

充のことを考えると 胸がキュッとなる。

凛花

おはよう!

お母さん

おはよう!

凛花

なんか、私にあう花とかない?

お母さんは花に詳しい。

お母さん

急にどうしたのよ。

凛花

お願い~!
そのために私、早起きしたんだから!

お母さん

わかったわよ。

お母さん

そうね……

お母さん

「リンドウ」なんてどう?

凛花

りんどう??

お母さん

凛花はいつも誠実にコツコツしていくでしょ?

お母さん

リンドウの花言葉が

お母さん

「正義感」とか、「勝利」なの。

凛花

へー

お母さん

凛花にピッタリでしょ!

凛花

うん!

凛花

ありがとう、お母さん!

私は家にある花壇から 可愛らしいリンドウをとって、

花びらをとり、 ピンにつけて、前髪をとめた。

凛花

充~

凛花

先に来てたんだね。

うん。

凛花

休みなのかなって思っちゃった。

おう。

凛花

宿題大丈夫だった?

まぁまぁ。

あれ、充、今日おかしい?

凛花

ね、充。

ガタッ

凛花

え.......充!

机につっぷしてしまった。

凛花

(いかにも近寄るなみたいな雰囲気出してる......)

こういう時は諦めて去るのが一番。

虹瑚

ねぇ。

凛花

なに?

虹瑚

充くんになにかしたの?

鋭い目つきできいてくる。

凛花

するわけないじゃん。

凛花

部活終わった......

ずっと充のことが頭から離れなくて

部活にもあまり集中出来なかった。

凛花

すみません......

サッカー部員の人達が一斉に私を見る。

サッカー部員

なんですか?

凛花

あの、充……さんはいますか?

サッカー部員

今日来てないんだよね。

凛花

そうなんですか……

凛花

しっ、失礼します。

パタン。

凛花

ふうううう~……

凛花

いないのかぁ……

昇降口をみても靴があったから

帰ってないはずなのにな……

凛花

充……

凛花

充の力になりたいだけなのにな……

ピンに手をかざす。

花言葉は

悲しむあなたに寄り添う

凛花

探そう。

???

うっ、うっうう……

えっ?

???

ぅぅぅ……

どうしたんだろ……

歩くにつれ、泣き声が近くなってきた。

3年5組

人数が少なく、使われていない教室だ。

????

ごめん、ほんとに今日はそういう気分じゃないんだ。

???

ぅぅぅ……

凛花

まさか……

ドアの隙間から覗く。

やはり、充と虹瑚ちゃんだった。

……帰っていい?

充はドアに目を向けている。

あぶないあぶない……

虹瑚

うっ、うわぁん……!!!!!!!

どうやら虹瑚ちゃんには 興味が無いらしい。

好きって言われても困るんだ。

今は無理。

そういう気分になれない……

凛花

告白されたんだ……!

充に怒りが湧いてきた。

頑張って告白したのに、 「そういう気分じゃない」

で、済ましてしまう。

凛花

充……!

り、凛花!?

思わず飛び出した。

凛花

虹瑚ちゃんは頑張って告ったんだよ!?

凛花

それなのに、そんなのって……

凛花

充、ひどいよ!

虹瑚ちゃんの手を握る。

凛花

虹瑚ちゃん、行くよ!

凛花

はぁ、はぁ……

とりあえず学校からでた。

虹瑚

凛花ちゃん。

虹瑚

ありがとう。

凛花

!?

虹瑚

正直いって、私の事嫌いだったんでしょ?

虹瑚

なのに、こんなことしてくれて……

虹瑚

ありがとね。

虹瑚ちゃんがはにかんだ。

凛花

あーあ……

相談乗る→元気になってもらう→告白

っていう素晴らしいプランはできてたのに……

凛花

やっぱ正義感が勝っちゃった……

凛花

私って、ほんとバカ。

髪がぐちゃぐちゃになっている。

ピンを取って、投げた。

凛花

リンドウなんて、花言葉なんて……!!!!!!!

花言葉は

正義感 勝利

凛花

あはは……

凛花

勝利なんかしなかったし。

溢れる涙を袖で拭おうとする。

????

おい!

思わず振り返ると

凛花

充……!

はぁ……

そのピン、どういうことだ?

凛花

もう、いいやって。

よくねーだろ。

凛花

充のせいなのに……!

はぁ?

凛花

充の事、好きで私が慰めようと思ったら……

あー……

凛花

気分で選ぶ男だったんだ……

そうじゃないんだよ!!!

びくっ

ほらよ。リンドウ。

ピンを拾い上げる。

お前の気持ち知ったの、この花のおかげ。

秋の花って検索したらこの花出てきて。

花言葉調べたら、俺の事気にかけてくれたんだなって。

おれ、足が痛くて……

当分の間運動するなって言われて……

サッカー出来ないの、悔しかったんだ。

凛花

そんな……

ほんとはもっと優しくした方が良かったと思うんだけど、

あの時はもうなんも
考えれなかったんだ……

虹瑚にも、凛花にも嫌な思いさせて……

俺、サイテーだな……

うつむいてしまった。

凛花

そんなことない。

凛花

虹瑚ちゃんにも謝ればいいじゃん。

凛花

そう思う充が好き。

俺も、凛花のこと好きだったんだ。

凛花

へ?

あーーー

ほんとは俺が言うはずだったのに。

付き合って。

凛花

いいよ。

ニコッとしたけど、涙が出た。

美花

リンドウは秋に咲く花。

美花

可愛い釣鐘型の花よ。

美花

付き合えて良かったよね。

美花

みんなもこうして花言葉とか調べると楽しいわよ。

美花

じゃあ、今度の話もお楽しみに。

END

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