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54話

スピリチュアル

【情緒の乱れ】

キョウ

マツヒデ!ヨレイ!

キョウの指示でマツヒデとヨレイがショウタ達に襲いかかる。シベリーは魔獣の力で体格を大きくするとショウタの服を加え自分の背へと投げた。

ライトは、その場で正方光盾(フォースライト)でマツヒデとヨレイの攻撃を防いでいる。

キョウはそれを高いところから見ているだけだ。

ライト

あの女、腹が立つな

シベリー

ガルル!

シベリーは、その隙を見てキョウの元へ強行突破するのを試みている。

マツヒデ

この男は俺がやる。お前はあの犬とあの男だ

ヨレイ

ァィョ!!っと

ヨレイは、持参している長い槍を両腕を上げてクルクルと回転させるとシベリーに目掛けて投げた。

ショウタ

シベリー!?

シベリーは、見切ったのかブレーキをかけて後ろへとバックする。ヨレイの長い槍はシベリーの目の前で突き刺さった。

ヨレイ

よっと

さらにヨレイが木の上を渡りショウタ達に追いつく。

ヨレイ

ヨイヨイ、オレは見た目に反して運動神経がいいんよい、俺を避けてはキョウ姉やんの元にはたどり着けねぇよい

シベリー

ガルルルル!

ショウタ

やる気満々だなシベリー

シベリー

ガルっ!

シベリーは、唸りを激しくあげていた。

チアキ、マリン、ヒメカ、ユウ side

ユウ

もう、ここに用はないな

マリン

そうだね!

ヒメカ

ショウタさん達と合流したいのですが、

マリン

何処にいるか、分かんないよね

頭を悩ますヒメカとマリン、そんな中でチアキは様子が少し違っていた。

ヒメカ

どうかしました?

チアキ

ちょっと、電話してくる…。

ユウ

誰かに用が?

チアキ

ちょっとね、今回の事…このままじゃダメな気がするから

チアキは、少し不安そうな顔をしながら施設の外へ出ていった。

マリン

あっ!そうだ!

チアキの重い様子から一変しマリンは何かを閃いた。

マリン

チアキが戻ってきたら本屋に行こう!!

ユウ

は?

ヒメカ

突然なにを、、?

マリン

ショウタの居場所を特定する良い方法思いついちゃった!

ライトside

マツヒデ

ウシッ!!

ガギィィィンッ!

ライト

【八角光盾】

❮エイティーンライト❯

マツヒデ

なんて硬い盾だ、ヤルナ

ライト

俺の盾を壊そうなんて思わない方がいい…。

シベリーside

シベリー

がルルルルル

ヨレイ

ヨイヨイヨイ、なんだい犬を残して強引突破かよいっ?

ショウタ

俺らの犬を舐めてたら知らねーぞ(ニコッ)

ヨレイ

なんだヨヨヨ!?

シベリー

グルルルルルルル

ショウタを追うヨレイが突然、視界が暗くなった。

そう、シベリーが更に肉体強化術で体を大きくしヨレイに覆いかぶさった事でヨレイに当たる陽射しが閉ざされたのだ。

シベリー

グルル…

ショウタ

頼むぞ!シベリー!

ヨレイは、ショウタを諦めシベリーとの距離を保ち戦闘態勢に構えた。

ヨレイ

コレはマズイカヨイ?

ショウタside

シベリーの助けによりヨレイを撒いたショウタはキョウの元へ辿り着く。

キョウは、甘い顔をしてショウタの顔を見た。

キョウ

はぁ〜ん?辿り着いたのね

ショウタ

あんたが黒幕だったとはな、あの協会の神のお告げは正しかったということか

キョウ

何の話か分からないけれど私の実験の邪魔をしに来たの?

ショウタ

当然だ!

キョウは、鼻でクスッと笑う。

そして、余裕の表情を残した。

キョウ

私を止めたところで私の息子が実験を辞めないわ

ショウタ

そのあんたの息子があんたを黒幕って暴露したって言ったらどうだ?

キョウは、顔を歪める。

そして、狂ったように笑った。

キョウ

アヤトが??

キョウ

そんなはずがぁないでしょぉぉ!?

キョウ

愛して愛して愛して育てた息子よ!?私に忠実に決まってる!

ショウタ

なんだ、こいつ…。

ショウタは、少しドン引き足を刹那に竦めたがすぐに立ち直る。

ショウタ

あの一言でそこまで情緒を乱すという事は心当たりがあるんだな

キョウ

黙りなさい!!!

キョウは、1本の蔦を手に取り空中で回転させると鞭のように扱いショウタに狙いを定め振るった!

蔦はキョウの力により膨張し遠距離での攻撃を可能にする。更に、その膨張した蔦はまるで意思があるかのようにショウタを追撃した。

ショウタ

厄介だな…しかし、俺の炎の異能にかかれば!

ショウタは、山を燃やさないように炎を放出するのではなく手に纏い直接、キョウの操る蔦を手に取り燃やす。

キョウ

ふぅん、、。

ショウタ

お前の異能が植物を操る力なら俺には勝てないぞ

キョウ

さて、、それは、どうかしら?

日差しが強くなった時、ホワイトシティーの末端にある山で闘乱が起きた。

ワールド・ギルド!!

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