テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#命
ruruha
158
星キラリ

1,464
眠狂四郎
1,007
放課後。教室には、まだ何人か残っていた。遥は自分の席で鞄に教科書を入れている。そこへ、男子の声が飛んできた。
男子A
遥
男子A
遥の手が止まった。
遥
男子A
遥
男子A
遥
男子A
男子Aはそれ以上言わなかった。少し離れたところで、別の男子が笑う。
男子B
男子C
男子B
遥は教科書を鞄に入れる。一冊。二冊。三冊。
男子C
遥
男子C
遥
男子C
遥
男子C
遥
男子C
また笑い声。遥は顔を上げなかった。そこへ蓮司が入ってきた。
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
蓮司は遥の机の横に立った。男子たちは一度だけ蓮司を見る。
男子A
蓮司
二人が教室を出ていく。扉が閉まる。静かになった。遥は鞄のファスナーを閉める。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥は鞄を持った。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
蓮司はそれ以上言わなかった。遥が教室を出ようとする。そのとき、廊下から日下部が入ってきた。
日下部
遥
日下部
遥
日下部
遥
日下部が黙る。
日下部
遥はそのまま通り過ぎようとした。
日下部
遥
日下部
遥
即答だった。
日下部
遥
日下部
遥
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
遥
日下部の眉が動く。
日下部
遥
日下部
遥
蓮司が遥を見る。
蓮司
遥
蓮司
遥の顔が固まった。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司が少し黙る。
蓮司
遥は鞄の持ち手を握った。
遥
蓮司
蓮司
遥
遥が歩き出す。けれど、数歩進んだところで止まった。
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
言えない。
遥
蓮司
蓮司は追わなかった。遥はそのまま廊下へ出た。扉が閉まる。しばらくして、日下部が小さく息を吐いた。
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
二人とも、閉じた扉を見る。
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
蓮司
日下部
教室の外から、足音が遠ざかっていく。
蓮司
日下部
蓮司
日下部
二人はそれ以上、話さなかった。
コメント
1件
いやもう、第55話ガチで刺さった……。遥が周りを一人ずつ確認するように見てるって蓮司に言い当てられるところ、胸がギュッてなった。本人も理由が「分かんない」ってのがまたリアルでさ。蓮司と日下部が「今は何も言わない」って選択してるのも、二人の優しさがにじんでて泣ける。「知らないふり」してる側のきつさも描かれてて、このもどかしさ、めちゃくちゃ大事にしてほしい。続き、気になるわ🔥