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ー解散したあとー

宮野 栄利香

はあ…零捺大丈夫かな…

宮野 守琉

零捺さん?

私が零捺の心配をしていると 背後から守琉の声がした。

宮野 守琉

なに心配してんのか分かんねぇけど

宮野 守琉

あの人だぞ?大丈夫に決まってんだろ

宮野 栄利香

…、!

そんな何も知らない守琉の言葉に 元気づけられた。

宮野 栄利香

ふふっ…うん…そうだね!

宮野 守琉

…ふ

守琉が微かに笑ったことは本人しか気付いていなかった。

僕は、栄利香に言った通り、薬を飲んでここへ来た。竜胆に心配させたらどうしようかと 悩んでいたが

竜胆

零捺…?

水嚢 零捺

…来たよ
"竜胆"

竜胆

来たんだっ笑

どうやら その心配はないらしい。

竜胆

どうしたの、すんごい久しぶりだねっ笑

水嚢 零捺

うん…ちょっとね

水嚢 零捺

話せないかな?

竜胆

話せるけど…何?

竜胆

ふーん…なるほどね、

水嚢 零捺

あ、僕は竜胆がそんなことしないって分かってるからな

竜胆

ふっ、笑

竜胆

ありがとう

そう言って、竜胆は可愛らしく笑う。

水嚢 零捺

…でも、栄利香が心配してるんだ

竜胆

ふふ…零捺にとって、その子(栄利香)はとても大切なお友達なんだ

水嚢 零捺

ああ…当然だよ、僕の大切な存在

彼女は僕を救ってくれた。 もちろん、それだけじゃないけれど。

竜胆

心配ないよ。私はアセビや"みな"ほど危険な人格じゃないからね

水嚢 零捺

ふーん…

水嚢 零捺

ん?みな?

竜胆

そう。人格の名前

水嚢 零捺

……美凪さんの?

竜胆

まあそうなるかな

水嚢 零捺

え、なんで知ってんの?

竜胆

ちょっとね、笑

水嚢 零捺

でも、そっか。それなら安心するよ

竜胆

…ふふっ、よかった

竜胆

もう戻るの?

水嚢 零捺

ああ…随分と話し込んだからな

竜胆

そう…もうちょっと話したいんだけど、そっち"も"そっちで用事があるものね

水嚢 零捺

学生だぞ?笑

竜胆

、笑

竜胆

じゃあ…また時間あるとき顔出してね

水嚢 零捺

当たり前だろ?

竜胆

とか言って、最近顔出してくれなかったじゃん笑

水嚢 零捺

そ、それは…

竜胆

ふっ…ごめんごめん

竜胆

またね

水嚢 零捺

おう。また

そして僕は現実世界に戻る。

宮野 栄利香

うーん…心配だよやっぱり

宮野 守琉

心配しすぎだってば、

宮野 守琉

さっき安心したばっかだろ

宮野 栄利香

でもさー…、!

守琉とそんな会話をしていると、誰かからメッセージが送られてきた音がした。

確認すると、零捺からだった。

宮野 栄利香

!?

宮野 栄利香

零捺!!からだ…

宮野 守琉

なんて来たんだ?

宮野 栄利香

えーっとね…

【竜胆は危険じゃないって!】

宮野 栄利香

宮野 守琉

な。よかったじゃん

宮野 栄利香

…何を上から目線で…

宮野 栄利香

はあぁ…でも、、よかった……

宮野 守琉

……不安がなくなってよかったな

宮野 栄利香

え?

宮野 栄利香

(なんか、守琉がまた優しく…?)

宮野 守琉

不安になってる姉ちゃん馬鹿らしくて見てらんなかったからな

宮野 栄利香

……

宮野 栄利香

……は!?

宮野 栄利香

なにそれ!!

宮野 守琉

ははっ!その驚いてる顔も、ふっ…ダメだ…くくっ、笑

宮野 栄利香

笑いすぎだってばーー!!!!

ー翌日の放課後ー

私はまた、零捺と話し合いの約束をした。

宮野 栄利香

零捺!来てくれてありがとう

水嚢 零捺

いいよ

水嚢 零捺

栄利香の約束だからな!

宮野 栄利香

え、普通に嬉しい

宮野 栄利香

それで、本題なんだけど

宮野 栄利香

竜胆は危険じゃないんだったよね

水嚢 零捺

そう

宮野 栄利香

本当に、昨日不安でいっぱいだったんだから!笑

水嚢 零捺

まじか笑

水嚢 零捺

ごめんな、笑

宮野 栄利香

いいけど笑

宮野 栄利香

竜胆、他に何か言ってなかった?

水嚢 零捺

他に…?
んー、そうだな…

宮野 栄利香

うん

水嚢 零捺

あ、!あれだ…でもあんまり…詳しく思い出すな

宮野 栄利香

うん、頑張って

それから数分後

宮野 栄利香

零捺、詳しく思い出せた?

水嚢 零捺

思い出せたような…

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コメント

2

ユーザー

宮野くんと栄利香ちゃんと竜胆ともうみんなかわええ(( 美凪さんが少し怪しくなってきたわねん

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