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花梨
図書室で見つけた新聞記事が気になり、美咲は放課後も残って調べ続けていた。
十年前に失踪した少女。
その三年前にも似た事件があった。
さらにその前にも。
全員に共通しているのは――雨の日に赤い傘を見たこと。
美咲
美咲の手は震えていた。
すると図書室の奥から声が聞こえた。
振り返ると、三年生くらいの女子が立っていた。
見たことのない顔だった。
美咲
少女は静かに言った。
美咲は息を飲んだ。
美咲
その言葉を残し、少女は立ち去った。
慌てて追いかけたが、廊下には誰もいなかった。
その夜。
美咲は机の引き出しに一枚の紙が入っているのを見つけた。
そこには赤い文字で、
『あと6にち』
と書かれていた。
美咲
なぜかわからない。
でも、美咲には嫌な予感しかしなかった。
窓の外では雨が降り始めていた――。
コメント
1件
あおいです🌷 第5話、じんわりと怖さが広がる展開でしたね…。「赤い傘に見つけられて」という表現がすごく印象的で、あの先輩の静かな口調がかえって不気味さを引き立てていたと思います。それにしても「あと6にち」の紙、なんで引き出しに? カウントダウンが始まる感じ、続きが気になって仕方ないです。kokoさん、じわじわ来るホラー上手すぎます🤍