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キーン……コーン…… カーン……コーン……
先生
先生
午前の授業が終わり 昼休みに入った
教室で友達と お弁当を食べる人
食堂へ行く人
お昼休みはみんな 自由に行動できる
そして私はカバンから お弁当を取り出す
男子高生A
花
いつもならみんなは食堂に行って教室は私だけになるはずだった
だけどその日は みんな教室に残って お弁当を広げる
そして教室の入り口からゾロゾロと他クラスの男子達が 入って来た
教室は男の人の匂いが漂う
花
花
花
私はお弁当を持って 教室を出た
花
花
私は気軽にお昼を食べれる場所 を探すことにした
私は渡り廊下を渡ってすぐの 食堂を見渡す
男子高生B
食堂のおばちゃん
丸山元
丸山元
食堂のおばちゃん
丸山元
食堂のおばちゃん
食堂のおばちゃん
丸山元
食堂にはたくさんの男子が 群がっていた
席もところどころ 空いている場所があるけど
あの中に混じることは 私には到底無理だ
花
花
私は空き教室を探して 入ろうとしたけど
鍵がかかっていて入れなかった
花
私は結局トイレの個室で 食べることにした
花
花
花
私はお弁当の包みを開き、 蓋を開けた
花
花
ぷぅ〜ん
花
私がお弁当を食べようとした時
トイレの独特の匂いが 鼻に突き刺さった
花
花
花
花
私は階段を登り
屋上の扉を開けた
扉を開けた瞬間風が吹き込む
花
こんな解放的で、清々しい 気持ちになれたのは いつぶりだろう
家族旅行で広い牧場へ行った時 以来かもしれない
花
私は屋上の隅っこで お弁当の包みを広げ 蓋を開けた
花
花
ガチャ
花
私がお弁当を食べようとした時
屋上の扉が開いた
私は少し警戒をしたが──
蓮
花
なんと屋上に来たのは
白崎君だった
蓮
蓮
花
私は白崎君── というか、男子が来るなんて 想定していなかった
花
花
花
蓮
しばらく白崎君は私と私のお弁当を交互に見つめる
蓮
俺も、一緒に 食べていい?
花
私は戸惑った
男子と2人だけでお昼を 食べるなんて うまれてはじめて
それに私は男性に対して 恐怖感を抱いている
一緒にいるなんて 私の身体が持たない
だけど私に断る勇気もない
花
花
蓮
蓮
結局断れず、私は 白崎君と一緒にお昼を 食べることにした
しばらく沈黙が続き
私はこの気まずい空間に 居座りたくないため
お弁当をひたすらに食べる
すると白崎君は ゆっくりと喋り出した
蓮
花
蓮
花
花
蓮
花
蓮
蓮
蓮
花
蓮
花
蓮
蓮
蓮
花
花
花
蓮
私が謝ると、白崎君は 笑顔を見せた
蓮
花
蓮
友達になってくれるか?
花
私は目を丸くした
はじめて私と友達になってくれる 人を見つけたから
それに相手は男性
でも私は……
白崎君が笑顔で友達になって 欲しいと言われた時
それまで硬直していた身体が 軟らかくなっていくのを感じた
私は男性に対して 少し心を打ち解けた ような気がした
花
蓮
蓮
白崎君が手を差し伸べて 握手を要求する
私は手を差し伸べようとしたが
反射で手がすぐに引っ込んだ
花
蓮
蓮
花
花
白崎君は優しい笑みを浮かべた
入学式当日は不機嫌で、 どこか不良のような 印象だったけど
改めて見ると、 彼はこんなふうに笑える 人なんだと思った
蓮
蓮
蓮
花
私は急いでお昼ご飯を食べて
白崎君と一緒に階段を駆け降りた