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バス内
花
花
ガラガラ(バスの扉が開く)
蓮
蓮
花
花
あれから私と白崎君は 一緒に登校し
放課後は一緒に帰ることが 多くなった
相変わらず私は男の人の前では 身体が固まってしまう
けど白崎君の前なら
だいぶ心が打ち解けられる ようになった
蓮
花
蓮
蓮
花
蓮
こんな風に 話せるようにまで 私たちは仲良くなった
蓮
花
蓮
蓮
花
蓮
ブロロロロロ!!
花
蓮
私は校門の方を振り向くと 1台のバイクがものすごい勢いで 入って来た
花
蓮
ギュィイイイイイン!!
「ふぅ〜間に合った!」
バイクの運転手は 被っていたヘルメット を取る
先生
陽斗
蓮
花
先生
先生
陽斗
先生
陽斗
陽斗
蓮
陽斗
蓮
陽斗
陽斗
蓮
陽斗
蓮
陽斗
陽斗
蓮
花
花
蓮
蓮
蓮
花
職員室
先生
先生
陽斗
先生
陽斗
女と遊んでた♡
先生
先生
陽斗
先生
先生
陽斗
陽斗
先生
先生
昼休み
先生
先生
先生
先生
先生
陽斗
陽斗
陽斗
陽斗
先生
はーい
陽斗
花
私は瀬戸君と目が合ってしまい 慌てて目を逸らした
陽斗
昼休み
陽斗
丸山元
陽斗
丸山元
陽斗
陽斗
丸山元
陽斗
陽斗
丸山元
丸山元
丸山元
陽斗
丸山元
丸山元
陽斗
丸山元
陽斗
陽斗
花
花
花
花
カツッ…カツッ……
花
私は花瓶の水を替えようとして 水道に向かう途中だった
ずるっ
花
私は階段を踏み外して しまい、転びそうになった
体が前に傾き、 花瓶が腕から滑りそうになる
次の瞬間だった
ガシッ
陽斗
花
私はぐっと腰を引き寄せられ、
気づいた時には、 私は誰かの腕の中にいた
背中に回された手 かすかな男の人の匂い
私は目を開くと、そこには……
陽斗
花
近すぎる距離
見上げると、 少し緑がかった髪の男子
口元は、 いかにも慣れたような笑み
瀬戸君だった
陽斗
陽斗
陽斗
“花ちゃん”
花
瀬戸君はわざと顔を近づけ、 片目を細める
私の身体は硬直したままだ
胸がきゅっと縮こまる
視線が合うのが怖くて、 思わず一歩後ずさる
花
私は花瓶を抱え直し、 頭を下げ、素早く 立ち去った
陽斗
陽斗
いつもなら、ここで照れたり、 顔を赤らめたりする反応が 返ってくる
それが“当たり前”だった
でも、今日は違う
彼女は逃げるように視線を逸らし、そのまま小走りで 階段を下りた
瀬戸はしばらく その場に立ち尽くし、 やがて小さく笑った
陽斗
陽斗
(顔に出ないタイプ なんだな)
陽斗
陽斗
陽斗
キーンコーンカーンコーン
先生
先生
はーい
先生
花
先生
花
蓮
花
花
蓮
陽斗
花
花
花
花
次の瞬間
開いていた窓から 風が入り込み
ばさっと音を立てて プリントが宙に舞った
花
──その時
瀬戸君が教室に入って来て
散らばったプリントを集め 私に渡した
陽斗
花
花
私はプリントを受け取ると、 瀬戸君はニコッと笑った
陽斗
そう言って、瀬戸君は 私の頭に手を伸ばす
ぽん、と軽く撫でる つもりだったのだと思う
でも──
花
私は反射的に、 その手を振り払った
花
陽斗
花
瀬戸の手を払ってしまったことに 気づき、慌てて頭を下げる
そして逃げるように その場を離れた
陽斗
その帰り
瀬戸はバイクを運転しながら 自分の右手を見つめる
陽斗
嫌がられた、というより──
怯えられた
そんな感触だった
そして彼女のあの表情──
頭を撫でようとしただけだ
それで照れる子も、笑う子も、 今まで出会った子はみんな そうだった
なのに、あいつだけは違った
陽斗
むしろ、最初から 距離を取られてる
自覚した瞬間、 胸の奥が少しだけざわついた
陽斗
気づけば俺は、 口元が緩んでいた
陽斗
陽斗
「面白ぇ」
俺はアクセルを踏み、 バイクを加速した
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