STORY15
【夜のターン】
別館 3F
音楽室
ジュリ サクマ
ジュリ
サクマ
ジュリ
サクマ
ジュリとサクマは、夜のターン開始と共に別館4F体育館前をスタート地点をしていた。
だが、体育館の中は今までの比にならない数の機械獣が発生していたのである。
その光景を見て二人は確信する。
体育館の奥に、、、
ジュリ
サクマ
問題が一つ、
二人で特攻しては間違いなくたどり着く前に機械獣に殺される。
ならば、、
ジュリ
サクマ
ジュリ
サクマ
夜のターン開始早々、目的を果たしたジュリとサクマであった。
だが、、、本館の4Fに戻る為には2Fの別館と本館を繋ぐ渡り廊下を抜けるしかない。
だが、その道を大熊のような機械獣が道を防いでいたのである。
ジュリ
サクマ
これは、このゲームの運営のサービスのようなものだ。
脱出スポットを見つけた祝福としての、。
サクマ
ジュリ
サクマ
何か突破する策は、、。
二人は必死に頭を悩ませる。
本館 3F
アキト カズハ マキノ
アキト
マキノの提案により賞味期限が長く持つ食料を集中して集める事により荷物の無駄を減らす。
そして、各自目標を達成したら速やかに3A教室へ戻ること、。
食料の確保と身の安全を両方考慮した案だった。誰も断る理由はない。
カズハ
だが、乾パンがあるとは限らない。
実際多く出現するのは賞味期限の短い米類のおにぎりやその他食パンなどである。
その場合は、それらを全て確保して帰ってくる事だ。手ぶらはなしである。
マキノ
マキノは、アキトやカズハの姿に汚れた心を動かされた身であるが中身は小心者、飲料だけで帰還するつもりだ。
まぁ、頑張った方であろう人はそう変われない。
だが、その帰りの事である
罠のように開かれた書道教室の中に乾パンの缶が3つ机の上に置かれていた。
一つの缶でも量のある乾パンが三缶も、、マキノは半分罠であると考えながらも足を踏み入れ、、、乾パンに近づいた……。
ガタンッ!!
4F 3A教室
タケル シュウ
シュウ
タケル
シュウ
タケル
シュウ
静かに頷くタケル、
シュウ
反対に感情的になるシュウ、
正反対の性格の二人はよくぶつかり合うこともある。
だが、無謀なシュウのブレーキを掛けられるのはタケルだけなのだ。
タケル
タケル
シュウ
歯を食いしばるシュウ、タケルも冷静に物を言っているように一見、見えるがもしかすればシュウよりもアキトに頼る事に苦しんでいるのかもしれない。
2F 渡り廊下
ジュリ
サクマ
ジュリは、大粒の涙を零し
サクマは、切ない微笑みをジュリに向けていた。
3F 書道教室
マキノ
そして、マキノは乾パンの欲求に釣られ手を出した結果、本館の3Fに本来は出現する事も無い大蛇の機械獣を呼び起こしてしまったのである。
その事は、同階にいるカズハとアキトは知るはずもなかった。
コメント
2件
サクマさんとジュリさんなにがあった…? 大蛇…(;・∀・)カズハさんとアキトさん…やばいかも…?? 続き楽しみに待ってます?