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プリティーピーチ
プリティーピーチの配信、登録者は既に165万人と大幅に増えていった。 どんどん彼女は有名人になっていき、俺のレベルを遥かに上回る存在になっている。
あのホテルへ行った日から俺と未恵ちゃんの距離はより近くなり、スキンシップも増えていった。
今日は未恵ちゃんとは遊園地でデートの約束をしている。 いつもの待ち合わせ場所へ行くといつものように未恵ちゃんは待っていた。
今日のファッションはこの間より少しだけ落ち着いたような印象のコーデだった。 それでもトップスの丈は短めなのでついついお腹の方に目がいってしまう。
未恵
智己
未恵
智己
そのまま俺と未恵ちゃんは遊園地へと向かった。
電車の中、俺と未恵ちゃんは隣同士で座っている。 未恵ちゃんはひと目も気にせずくっついてくる。
智己
未恵
俺と未恵ちゃんの出会いは半年ほど前のことになる。 俺と未恵ちゃんは同じ派遣会社に登録しており、たまたま同じ就業場所で出会ったところから始まる。 未恵ちゃんは俺よりも仕事ができる子で、俺が仕事に難儀していると何も言わず教えてくれたり手伝ってくれたりする優しくて頼もしい娘だった。
そこからだんだん彼女に好意を抱くようになり、その後に自ら思いを伝え、晴れてカップル成立に至った。
未恵ちゃんは俺の4つ下でまだ19歳。 その為お酒を飲むことができないので一緒にお酒を飲んではしゃいだりとかは彼女が20歳を迎えてからということになる。 ただ、身長は165.1cmの俺よりも1.8cm高い166.9cm。 胸はBカップと決して大きい方ではないもののスリムで華奢な上、足も長いなど俺よりも勝っている点がたくさんある。 俺が彼女を好きになったのはそういった要素もあったりする。
智己
未恵
目的地の遊園地が間近に迫る。 俺も心が躍るぐらい気分が高揚している。
遊園地に着くと、何とプリティーピーチとコラボしているらしく、等身大のパネルや売店には限定グッズがたくさん売られていた。
限定ポストカードは3種類
限定タペストリーは5種類
売れ行きもかなり良いらしく、一部は既に在庫切れ状態だ。
智己
未恵
智己
まぁ男の子なら割とすぐに飛び付くのも納得はできる。
未恵
智己
俺たちは売店を後にし、観覧車へ向かった。
観覧車に乗る。 ゆっくりとしたスピードでどんどん上へと登っていく。
智己
未恵
思い出した途端何故か恥ずかしそうにする未恵ちゃん。
未恵
智己
何故か俺も恥ずかしくなってしまった。 ホテルへ行く前に彼女はそんなやりとりしてたとは思ってもいなかった。
俺たちが乗っている観覧車のゴンドラは頂上付近へと到達していく。 地元の街並みが一望できる様は実に圧巻だ。
未恵
智己
すると未恵ちゃんは俺のそばに寄り添ってきた。
未恵
智己
未恵
智己
未恵
何とも大胆なお願いだ。 俺はちょっと戸惑ったが、素直にキスをした。
智己
未恵
智己
そう言うと笑顔でまたキスをした。
楽しい遊園地でのデートも終わり、俺は未恵ちゃんの家まで送っていった。
未恵
智己
未恵
未恵ちゃんは手を振って扉の中へ入っていった。
俺も帰ろうとした時、未恵ちゃんの家の入り口に見慣れない花が咲いた植木鉢が置かれていた。
黄色の小さな花。
智己
未恵ちゃんが花屋で買って育てているのだろうか? まぁ特に意味はなくなんとなく彩りで育てているのだろうと思って、そのまま帰宅した。