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私の名前はミユウ

学校に行けば虐められる

そんな毎日がただただ続く

いつしか私はサクラ達を憎むようになっていた

サクラはグループのリーダー

金持ちで、いっぱい友達がいる

皆この事はしってるけど

サクラ達が怖くてチクる事なんて出来やしない

本当に使えない

ガラララ

教室のドアがなると同時に何かが私の頭に落ちてくる

ボフッ

ふわふわ

手に取ると手は真っ白になった

黒板消しだ

サクラ

あら、汚い!

サクラ

そんな悪戯(いたずら)に引っかかるなんて、間抜けね

ワカナ

きゃはは!
普通引っ掛からないわよ!

ユウカ

ミユウ菌がうつるからこっち来ないで~?

ワカナ

きゃはは!

ミユウ

う…

ギリギリと歯を鳴らす

憎い、憎い

負の感情だけが沸き出てくる

嫌い嫌い

席についてからその言葉だけをノートへ書く

途中からは字も雑になってきた

バキッ

力を入れすぎて鉛筆の先が折れてしまった

ガチャガチャとペンケースの中を探る

全て折れてしまっていた

仕方なく私は教室のは端ある鉛筆削り機に行くことにした

私の足に衝撃がはしった

サクラ達が足をかけていたのだ

痛い

何も言わずに立ち上がる

サクラ

あら、何も言わないのね

サクラ

これでもかしら!!

とホウキで頭を殴る

ミユウ

いっ…──

サクラ

何ですって?聞こえないわ

クラスの皆がクスクス笑う

気持ち悪い

気持ち悪い

あ、そうだ

いいこと思い付いちゃった

『消えろ』

ミユウ

ふふ…

つい笑ってしまった

可笑しくて仕方がない

ふふ、ふふ、ふふ

私はずっと笑っていた

サクラ

な、何よ!気味悪い

ワカナ

ちっ、もういいよ

ワカナ

行こうよ、サクラ!

サクラ

え、えぇ、そうね!

ユウカ

こわっ!

なんだ、逃げてっちゃった

痛いなんて気持ちも無くなっちゃった

消えろ、消えろ、消えろ

ミユウ

あはは、あははははははははは

皆がじーっと私を見つめる

その度に私は笑う

皆の顔が可笑しいんだもの

だって、焦って面白い顔してる

笑わずにはいられない

ミユウ

きえろ…

ボソッと私は呟いた

気づいてない子が多いが1人が気付いた

クラスメイト

そう言う奴が消えろよ

向こうもボソッと言う

そう言われて私は我に帰る

ミユウ

そうだ…よね

私は真顔になり

ダラダラと汗を流す

フラフラと歩いて屋上に向かう

変なことしたな

もう居場所はない

自分がおかしい

ボサボサの頭で階段を上っていく

keep out

そのテープを破り

古いドアを開ける

冷たい風が私の髪を揺らす

私の脚は震えていた

嫌、嫌

でも私は狂ってる

どうしてこんなことになったの

もう一度やり直したいよ!

地獄に行くのかな、どこへ行くのかな

怖いな、嫌だな

誰かとめにきてよ!

本当は思ってる

でも、でも

生きたい!

消えたい!

嫌い、嫌い、自分が嫌い!

消えて

誰かがそう囁いた気がした

振り向くと私がたっていた

本当に私が思っているんだな

私は決心をした

トンッ

私は飛んだ

私の頬を撫でる風が少し気味が悪い

そんな事を思いながら私は

消えた

この作品はいかがでしたか?

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コメント

7

ユーザー

小豆🍤さん、そうなんですか?!いつも見てくれてありがとうございます😭😭 実は私も小豆🍤さんの作品をよく見させて頂いています!

ユーザー

ねおん💌💭 様 ありがとうございます!

ユーザー

はちみつレモン🐝 様 はちみつレモンさん?!いつもお話見ております! ありがとうございます!

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