女神の後ろを追う形で着いていくと…
洞窟の中に来た。
ポタッポタッ(水滴が落ちる音)
岩の隙間より漏れる光、数多あれどもいと寒し
女神
女神
女神
女神
女神
金星
金星
金星
さっきまで話していた女神の姿がそこには無くなっていた
金星
どうすればいいんだ…
女神の言っていた言葉を思い返してみても…
"あちら"、"道"に当てはまるものは何一つ無いのだ。
俺が今いる場所は…
断崖絶壁だ
下も前も全てが黒一色だ。
金星
暗黒空間にただ一人放り出されるのは…
何とも心細いものだ。
金星
金星
パサァッ
ピンクの部屋で入手した紙を取り出した。
森を抜けるには"足元"が鍵となる。 大志は高く掲げろ。
しかし、常に足元を見失わず、地に足をつけて歩まなければならない。
謙虚な足元の力が遠大な目標への安定した道筋を築き上げるのだ。
金星
文字を一語一句、噛み締めた俺は…
大きな一歩を成し遂げる為の姿勢に構える。
金星
金星
頭の中に考えが埋め尽くされる。
金星
金星
これで死んだとしても、俺は!!
後悔なんてしない!!
ああああああああああ!!!!
バァンッ!!
男は暗闇の中に飛び出した。
そこに確かに道がある保証などあるはず無いのに
タッ…
足音が鳴り響いた。
金星
浮いてる
金星
しゃがみこみ、手でその硬い何かを触った。
金星
金星
金星
金星
金星
サッ…サッ
金星
金星
金星
金星
金星
サッ…サッ…サッ
金星
何だよ、結構長いじゃねえか
ドッン!!
1452319砂漠
気がつくと俺は、砂漠に身を放り投げされていた。
金星
サンサンと照らす太陽は肌をジリジリと焼き…
体力を少しずつ奪ってくる。
金星
見渡す限り、砂ばかり
建物などの人工物は一切見当たらない。
ザッザッザッ!!
金星
行けども行けども砂漠は広がっている。
金星
金星
金星
金星
金星
皆さんが外出して、もしも砂を見かけたら、是非この"NEWS"を思い出してみてください
金星
金星
NEWSを?
金星
上位存在
上位存在
上位存在
上位存在
North(北)
East(東)
West(西)
South(南)
上位存在
金星
金星
金星
あとは方位だ
俺は右腕につけてある時計に目線を落とした。
12:00
金星
金星
金星
金星
金星
金星
金星
金星
金星
金星
ドッドドド!!
金星
少し時間が経過した後…
彼の近くに謎の建造物が砂の中からあらわれた。
建造物は全て石で作られており、豆腐のような形をしている。
金星
金星
金星
謎の建造物の中へと入っていく…
金星
金星
金星
金星
家に向かわなくては
目の前が暗転した
砂漠の砦内部
残酷牢屋
金星
目を覚ました俺は…
椅子に縛り付けられていることに気付いた。
それともう一つ…
助けを求める少女
助けを求める少女
ガンガンガン!!(鉄格子を揺らす音)
金星
俺の目の前には、牢獄があり
牢獄の中に女性が1人捕まっている
金星
テレビの砂嵐で聞こえた声と同じじゃないか!!
金星
ガシャン!!
金星
金星
ガッ!!
金星
手、足、胴体の全ての自由が縛られている。
ロボット
助けを求める少女
金星
俺の右側からニュルりと表れたそいつはロボットだ。
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