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ピピピピッピピピピッ
花
花
花
花
花
私はカレンダーを見る
4月8日
入学式の翌日だった
花
花
花
私はベッドに横たわり 目を瞑ろうとした
ガチャッ
母
母
花
父
花
父
花
母
花
花
花
母
母
父
花
バタンッ
母
母
花
花
花
花
私は高校行きのバスに乗り、 1番後ろの端っこの席に座る
中学の頃からバス通で、 だいたい座るのはこの位置だ
1番後ろの窓際の端っこ
ここで景色を見て現実逃避を するのが好きだった
でも今日は 深い憂鬱に沈んでしまって、 景色を見るどころではない
私は自分の足下を見た
花
花
その時だった
男子高生B
男子高生A
バスが駅前に止まると、 大勢のブレザー姿の男子高生 が乗ってきた
乗ってきた瞬間 男の人の独特な匂いが 鼻に突き刺さった
私は思わず下を向く
花
花
そして隣に男子高生が 友達と喋りながら座る
隣に男子が座るなんて まっぴらごめんだ
それに……
花
花
(香水つけてる!?)
男物の香水も苦手だ
この人に関してはつけすぎの ような気がする
男子高生B
男子高生A
花
私は気分を和ませるために 窓の景色を見る
立ち並ぶ日本家屋、 ランドセルを背負った小学生や 通勤途中のサラリーマン
日常風景がこの窓に映される
花
バスが止まると後ろのドアが開く
花
案の定、また 男の人がたくさん乗ってきた
花
男臭さがバス内に充満し、 色んな匂いの香水が混ざり、 頭が痛くなりそうだ
花
花
花
私はバスが止まった瞬間に 急いで降りて
真っ先に学校のトイレに向かった
そして誰もいないことを確認し 個室で嘔吐した
花
花
これが……毎日続くと思うと 気が重くなる
花
私は教室に入ると すでに何人か登校していた
すると、その中の2人が こちらを振り向き近寄ってきた
丸山元
花
丸山元
花
丸山元
丸山元
丸山元
丸山元
丸山元
丸山元
花
丸山元
丸山元
私はあまりにも突然のこと だったので固まってしまった
丸山元
「丸山君」
「女性に対して、そのような 馴れ馴れしい声のかけ方は 失礼ですよ」
花
丸山元
伊集院瑛二
伊集院瑛二
伊集院瑛二
伊集院瑛二
花
伊集院瑛二
伊集院瑛二
丸山元
花
花
花
花
キーンコーンカーンコーン
先生A
「はーい」
花
花
花
花
花
花
花
花
私は机の中から教科書を 取り出そうとした
しかし──
花
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私は机の中を探したが 英語の教科書は一向に出てこない
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花
花
花
花
キーンコーンカーンコーン
先生B
花
先生B
先生B
花
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「先生ー!」
男子高生C
先生B
先生B
男子高生C
先生B
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隣の席はあの不良みたいな人
それに、男性恐怖症の私に とっては不都合な相手
そんな人に、 教科書借りる勇気なんて 私にはなかった
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「おい」
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蓮
花
私は隣を見ると
昨日話した 隣の席の男子
白崎君がこちらを 見ていた
蓮
花
蓮
花
私の身体は硬直し始めてる
でも
私は勇気を振り絞って声を出した
花
蓮
蓮
蓮
花
私は机をくっつけ、 白崎君に教科書を見せてもらった
だけど──
私の身体は完全に硬直して、 その日の授業の内容は 全く耳に入ってこなかった