TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

鶯の怪談話 2 憎しみと恨み

一覧ページ

「鶯の怪談話 2 憎しみと恨み」のメインビジュアル

鶯の怪談話 2 憎しみと恨み

1 - 鶯の怪談話 2 憎しみと恨み

♥

500

2018年12月08日

シェアするシェアする
報告する

前回、前々回の 『てるてる坊主』 『時空の狭間』 は見ましたか?見てない方は先に そっちを読むことをおすすめします! 今回は大変長い話になります

先に謝らせてください すいませんでした! 物語の中でタイムスリップしたら、 私の脳内で『てるてる坊主』 の怪まで時間が巻き戻ってしまい 話の流れのつかめない作品を 出してしまいました 『しゃぼん玉』どこいった? と思った方々 本当にすいませんでした! 『天への恨み』 どうぞ、最後までご覧ください!

これはまだ 玉楼が他国と戦争を していた時代

ドサッドサッ! バシャバシャ!

全員、濡れた土の上に落ちた 雨が降っている

鶯(うぐいす)

ツゥ~!

朱(あかね)

あたたた

瑠璃(るり)

痛い…

藍(あい)

ケツが、ビリビリする~

珊瑚(さんご)

大丈夫?

萌黄(もえぎ)

あぁ、服に土がぁ😭

若竹(わかたけ)

スゥスゥ

蘇芳(すおう)

ん?

鶸(ひわ)

背中痛い…なんか、バキバキする

若竹(わかたけ)

ンン~!ふぁ~
イダッ

蘇芳(すおう)

やっぱり、みんな体中痛いんだな?

若竹(わかたけ)

みんなが?
なんか理由でもあるのか?

珊瑚(さんご)

さっき、時空の小さな隙間を通って来たのと、
時空を飛び越えたことが
体が痛い原因

萌黄(もえぎ)

?んーと
どういうこと?

山吹(やまぶき)

たぶんとても大きな時空の壁を越えるだから、
今までの時間を無かったことにするのと、同じ行為
なんじゃないか?

珊瑚(さんご)

そういうこと

珊瑚(さんご)

つまり、自分の体見てみれば分かりやすいと思うけど、体、少し縮んでるでしょう?

若竹(わかたけ)

あぁあ‼
やっと、やっと、中2になって157㎝まで伸びたのにぃぃ~!😭😭😭😭😭😭😭😭

瑠璃(るり)

ほんとだ…若が…私より
小さい…なんか新鮮…w

山吹(やまぶき)

蘇芳も、178㎝も無いなw
163㎝くらい?w

蘇芳(すおう)

そうだな

鶯(うぐいす)

私は、146㎝からそんな
変わってないかなぁ

朱(あかね)

そだね!

ヒュゥゥ

ドンッ

モアッ

爆風が葉越しに 肌に触れる

鶯(うぐいす)

あつっ

朱(あかね)

づあぁっ!

瑠璃(るり)

痛いっ!

藍(あい)

肌が……!
痛い!

珊瑚(さんご)

海…海に入りたい!

萌黄(もえぎ)

羽葉(はば)これなかったら、みんな死んでたよ…
(※羽葉は耐熱性のある葉で形や大きさ、やり方さえ知っていればなにもかもが、思うがままという優れた葉のこと<注、実際にはありません>)

若竹(わかたけ)

萌、ありがとな

蘇芳(すおう)

助かった

鶸(ひわ)

安心してらんないみたいだけどね

山吹(やまぶき)

あぁ、安全な場所探すぞ

珊瑚の案内で 海の中の洞窟に身を隠した

珊瑚曰く こんな時代から存在してたなんて 驚いた。駄目元できたのに でも、あって良かった だそうだ

ぐぅぅキュルルルルゥゥ

誰かの腹が鳴った

鶸(ひわ)

ねぇ?
ごはん…どうする?

珊瑚(さんご)

魚とワカメなら用意できるよ

蘇芳(すおう)

オレ、
キャンディーでもマシュマロでもクッキーでもチョコレートでも何でもここで作れるよ

鶯(うぐいす)

かぼちゃ食べたい

萌黄(もえぎ)

かぼちゃってwwwwww

若竹(わかたけ)

何でもいいから食いたい

蘇芳は、

萌黄に野菜が育つ土の場所 を教えてもらい そこで 呪い(まじない)を唱え始めた すると 大きなかぼちゃが

そして 砂糖と塩 ブロッコリーまで抱えている

蘇芳(すおう)

もうちょっと待っててな?

もう一度呪いを(まじない) を唱えると今度は 食器類が

10分後

蘇芳(すおう)

できたぞ!
食いな?

萌黄(もえぎ)

ありがとお!お父さん!

鶯(うぐいす)

萌、お父さんじゃない!
蘇芳!これ、蘇芳だから!

鶯(うぐいす)

ちゃんと見て!

萌黄(もえぎ)

ほんとだ(・_・;)

みんなで いただきます! をすると 一斉に食べ始める

鶸(ひわ)

うまっ!(∩>ω<∩)

鶸(ひわ)

なにこれ⁉ほんとうまい!

蘇芳(すおう)

マジ?
へへ(//゜∀゜//)

山吹(やまぶき)

うん、普通にうまい

山吹(やまぶき)

素朴さの中に優しい甘味があってオレの好きな味💖💖💖💖

若竹(わかたけ)

フグフグムゴァ💖💖💖💖💖
ごくん💖
うんまぁい💖💖
なにこれぇ💖激うまぁ💖💖
しあわしぇぇ💖💖

珊瑚(さんご)

女が増えたwwwwww

朱(あかね)

でもこれしあわせの味がする💖💖💖

鶯(うぐいす)

ふふふ💖
甘いの好きって言ったの覚えててくれたんだね💖💖

蘇芳(すおう)

蘇芳(すおう)

まぁ…そんなとこ
(///κ///)

15分後

鶯(うぐいす)

ごちそうになりました💕

朱(あかね)

ごちそうさま💖

瑠璃(るり)

ごちそうさまでした❤

藍(あい)

ごちそうさまです(*´ー`*)

珊瑚(さんご)

ごちそうさま🎵

萌黄(もえぎ)

ごちりました🎵😆

若竹(わかたけ)

ごちぃ~🎵💕💕

鶸(ひわ)

ごちそうさま🎵

山吹(やまぶき)

ごちそうさま(≧ω≦)🎵

蘇芳(すおう)

おう!
旨かったか?

9人「うん❗おいしかった💕」

蘇芳(すおう)

(//∪//)ありがと…

鶯(うぐいす)

じゃあ、しゃぼん玉探しに行く?

瑠璃(るり)

しゃぼん玉?この時代にある?

鶯(うぐいす)

しゃぼん玉は無いよ?
探すのは生まれたばかりの小さな子供だよ

珊瑚(さんご)

じゃあ、私
ちょっと待ってて?
安全確認してくるから

若竹(わかたけ)

珊瑚……気を付けろよ?

珊瑚(さんご)

…?…ありがと

そう言い残して珊瑚は 海に潜っていった

3分後

珊瑚(さんご)

イタタ(>_<)

若竹(わかたけ)

⁉珊瑚!大丈夫か⁉

珊瑚(さんご)

うん少し岩で足刷っちゃっただけ

若竹(わかたけ)

ほっ………

若竹はあからさまに息をつく

海から陸に上がり探索をすること 15分

おぎゃゃぁぁぁぁ! おぎゃゃぁぁぁぁ! おぎゃゃぁぁぁぁ!

子供の鳴き声が聞こえた

声がする方へ行く すると 生まれたばかりの小さな子供が 母親の腕の中に居た

…………が………… その母親の顔は 狂気に満ちた顔をしていた 少なくとも 我が子の誕生を喜んでいるようには 見えない 何より恐ろしいのは 隣でナイフを持って笑っている… 父親と思われる男だった……… ナイフを子供の首に当てて 「こんな時に産まれてこなきゃなぁ?俺だって…お前の事を育ててやったんだぜ?名前も考えてやるし、旨いもん腹一杯食わせてやる でも………………今は無理だ…ゴメンな? また今度会おうな?」 そう言って幼子の首を切り裂いた

言葉だけ聞けば 聞こえはいいかもしれないが この男はこれを言いながら 嗤っていたんだ 子供の事を 嗤っているのではなく この世界のすべてを 嗤っているように 私の目には映った

この世は憎しみと恨みでできている そう思った瞬間でもあった そして こんなことばかりしていたら いつか神様は私たちを見捨ててしまうのではないかとそうも思った

藍(あい)

うっ

藍(あい)

オェェェェェェェェェ

瑠璃(るり)

藍、大丈夫?
血、ダメだもんね…

そして、私たちは洞窟にもどった

鶯(うぐいす)

鶯(うぐいす)

あの夫婦かなり脳ミソ
イッテたね

萌黄(もえぎ)

うん

山吹(やまぶき)

嗤ってガキ殺してる時点でオレらの時代の道徳に反してるしな

珊瑚(さんご)

帰る?

鶯(うぐいす)

そうだね…『しゃぼん玉』の背景にこんな残虐なことがあったっていうのもわかったし

珊瑚(さんご)

Watar(ワター)

珊瑚は再び 時空を飛び越える呪文を唱えた

鶯(うぐいす)

いったぁ

朱(あかね)

つぅぅ~

瑠璃(るり)

痛い…

藍(あい)

ビキビキ

珊瑚(さんご)

ぽけぇ~

萌黄(もえぎ)

スヤスヤスヤスヤ

若竹(わかたけ)

珊瑚?珊瑚?珊瑚、大丈夫か?

珊瑚(さんご)

あ~、わかたけぇ💕

ちゅ

若竹(わかたけ)

⁉珊瑚…////

蘇芳(すおう)

いつのまにか
できてたみたいだね……?

鶸(ひわ)

だね~☆

山吹(やまぶき)

安全確認行くときも、異常なまでに心配してたしねぇ?ニヨニヨ(∩∀∩)

若竹(わかたけ)

///

はい! 今回はここまでです! 『憎しみと恨み』 最後まで読んでくださりありがとうございました

次回は『赤とんぼ』 『しゃぼん玉』に続き、 童謡を題材に書いていきますのでお 楽しみに………

この作品はいかがでしたか?

500

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚