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今日もコンビニ弁当か…… 

深夜、仕事帰り。

凜には料理を作る気力すら残っていない。

と、思う日々が何日も続いている。これが人の暮らしなのだろうか。

早く帰ろう 

怜央

奇遇ですね、凜さん  

あら、 怜央くん。この時間に会うのは珍しいわね 

怜央

美味しそうですね。今日の晩御飯ですか? 

これが美味しそうに見えるの?怜央くんは純粋ね 

怜央

え、美味しくないん、ですか? 

まあ、美味しいわよ。美味しいけど、何日も食べてたら飽きて味がしなくなるわよ 

怜央

ああ、なるほど 

怜央

え、凜さんって自炊しないんですか? 

するわよ?するけど……最近は時間も気力もないから……できてないだけ 

怜央

あー、大変ですね 

怜央くんも社会人になったらこうなるわよ。大学生、楽しんでいないと損よ 

怜央

へへ、説教ですか?相当疲れてますね 

あぁ、ごめんなさい 

怜央

そうだ、僕……時間あるので凜さんのご飯……作りましょうか?  

え? 

いやいや、そんなことしてもらえないわよ! 

怜央

いえ、凜さんの為なら僕……! 

美月……? 

怜央

どうしたんですか? 

いや、同僚からメールが…… 

ごめん、ちょっとだけ…… 

怜央

あぁ、どうぞ 

何?どうしたの? 

美月

凜ちゃん!! 

美月

今家に帰ってるんだけど、 

美月

誰かつけられてる……!!

え!?ちょっと、大丈夫なの!? 

周り誰か、人は!? 

顔は見えたりしない? 

家はバレたら大変よ!!コンビニとかに寄ったりして!

美月

うーん、そうしたいんだけどね 

美月

でも、多分大丈夫よ 

美月

それに、凜ちゃん心配しすぎ 

「助けて」ってきて、「つけられてる」っ言って、心配しないわけないでしょう!

美月

私凜ちゃんと友達になれて幸せ者だー! 

そんな呑気に! 

美月

大丈夫!!もう私のマンション見えてきた 

家が知られちゃうわよ 

美月

でもこの辺コンビニとか無いし、家に帰る方が安全よ 

美月ちゃん…… 

美月

あ、もう家! 

美月

ありがとう!心配が薄れた気がする! 

私はさらに心配よ…… 

明日 

明日絶対電話して 

私に安全って伝えて 

美月

んもー凜ちゃんは心配性なんd 

美月ちゃん?

美月ちゃん!

ちょっと、どうしたの? 

打ちかけでメッセージ送ってこないでよ!何が言いたいかわからないじゃない 

ねえ、美月…… 

美月

なんでそんなに優しいの? 

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