君が抵抗するなら
俺は君を
“買ってやる_。”
…なんで
なんで君は
俺に心を開かないんだよ…っ
俺によってくる大体の女は
俺を好いてたのに
なんで…っ
ある日俺はいつものように
繁華街で遊んでいた。
瑞稀
瑞稀
俺は近くの公園に立ち寄った
瑞稀
夜だし、誰もいない公園。
…なのに
どこかからすすり泣く声が聞こえた
瑞稀
そこにはロングヘアーの女。
みるか
それが俺と彼女の出会いだった。
瑞稀
みるか
その人は
澄んだ瞳が印象的で
肌は純白で
目は二重でお人形さんのようだ。
瑞稀
瑞稀
俺は何を言ってるんだ…
みるか
彼女は
親と喧嘩をして家を飛び出したらしい
瑞稀
瑞稀
瑞稀
みるか
瑞稀
みるか
俺らは仲良くなって
俺はますますその子が好きになった
瑞稀
瑞稀
みるか
みるか
こんな俺が
この俺が
断られる、なんて
無かったのに…
後日、俺は
その子をお金で買った。
なんせ、親が有名財閥の
社長。
ちょうど婚約者も探してたみたい。
みるか
お金ならなんでも買える。
俺はそう思ってる。
みるか
瑞稀
みるか
瑞稀
絶対に
彼女は嫌だろう。
だけど
ごめんな。
優斗
瑞稀
優斗はここの執事のトップ。
歳も近いのに
凄いなぁって思う。
瑞稀
優斗
優斗
優斗side
優斗
優斗
みるか
僕はご主人様の奥様と
いけない関係である。
みるか
優斗
みるか
みるか
優斗
優斗
優斗
みるか
優斗
優斗
優斗
優斗
優斗
みるか
みるか
みるか
優斗
みるか
みるか
優斗
みるか
みるか
瑞稀
みるか
優斗
明らかに瑞稀さまは
幸せそう。
奥様は…
引きつってるけど…
僕はこんな関係
終わらせたいと思ってる
だけど
やっぱり僕は
奥様のことが好きなんだ__。
瑞稀
瑞稀
みるか
瑞稀
みるか
瑞稀
みるか
相変わらず奥様は
瑞稀さまが怖いみたいだ。
本当は奥様が辛いこと
苦しいこと
承知してるのに
僕は無力な
ただの執事でしか
いられない__。