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何故、私の才能は殺しにしかなかったのだろうか
それに気が付かなかった方が、幸せだったのか
でも──私は今の私を否定したくないんだ
だって、そうやって誰かを傷つけなければ命の灯火を繋げていけなかったんだ。
そして──教えられて、守られていた私は
自分と同じように、未熟な仲間たちに出逢った。
だから今度は──認めてくれる人も、居場所もなかった私をネラが救ってくれたみたいに
私は、コイツらを肯定してやりたい。生きてけと言ってやりたい。そうして自分のことも、真の意味で救うんだ。
ああ、今、私は確かに昂っている
私はまた、気づいてしまった。
自分のやりたいことのために自分が活躍できることへの昂りに。
──平和という目的のために、正当化して人を殺している自分に。
それこそ自己中で傲慢な感情の象徴だ。
…それでも私は、私でしか生きられないのだから
私は私として、ネラと違った生き様を魅せるんだ。
責任も報復も収拾も、私がどうにかしてやるから。だから、今は───。
アメリア
アッシャー
アメリアは俯いて嗤う
そしてまっすぐアッシャーの方へ歩き、アッシャーの胸ぐらを掴んだ。
アメリア
アメリア
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アメリア
アメリア
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アメリア
アメリア
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アメリア
アメリア
アメリア
アメリア
アメリア
アメリア
アメリア
アッシャー
アメリア
チラリと周りに目をやると、皆は驚いたような顔をしていた
…そう、両親というのはきっと皆にとっては良かれ悪かれ特別なもので
アメリアにとっては、どうでもいいことだ。
アメリア
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アメリア
アメリア
アメリア
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アメリア
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
正直なところ、アメリアは嬉しかった。
ネラが、自分を守るために雇い主まで殺してくれたことが。
金を払えないアメリアのために、手間のかかるアメリアのために、身を投げ打ってくれたことが。
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アメリア
アメリアが心の底からアッシャーを睨んだとき、クロエが顔を上げた
クロエ
クロエ
クロエは鋭く、それでいて冷静な瞳でアッシャーを見ていた
アッシャーは笑う
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
アッシャー
クロエ
クロエは一歩踏み出しかけて、止まる
感情のまま動いて勝てるような相手ではないのは分かっているからだろう
アメリア
アメリアは乾いた笑い声を上げた
アメリア
アメリア
アメリア
アメリア