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口数の少ない君は…

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口数の少ない君は…

4 - 口数の少ない君は…4

♥

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2019年10月05日

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朝、学校に行くため家を出た。 それと同時に…

紫月

(めんどくせぇな)

紗乃

紗乃

紫月くん

紫月

ん?あっおはよう

紗乃

え?あっうん。おはよう

紫月

学校行くか

紗乃

う、うん。

歩いている途中

紫月

あのさ、ノートありがとな

紗乃

ううん、全然。役に立ててよかった

紫月

うん。おかげで答えられた

学校に着き、教室に向かう途中

女子

あ、あの紫月くん

紫月

あ?誰?なんか用?

女子

あの…っ好きです!

紫月

は?

女子

ずっと好きだったんです!

女子

だから、付き合って下さい!

紗乃

(先行ってよ)

紗乃

ソソソソソソッ

ガシッ 紫月が腕を掴み、抱き寄せた

紗乃

!?

紫月

無理。俺付き合ってるから

女子

えっそう…だったんですか?

女子

ごめんなさい

紫月

いいから、避けてくれない?

女子

は、はい。

女子は走って去っていった

紫月

朝から、疲れんだよな

紗乃

ねえ、紫月くん。もういい?

紫月

ああ。ごめん

紗乃

ふぅ

紫月

ごめんな。このぐらいしないとかなって

紗乃

ぜ、全然大丈夫!早く教室行こう!

紫月

え?うん

教室

紗乃

あ、あれ?

紫月

どうした?

紗乃

いや、ちょっと数学の教科書忘れちゃったみたいで

紫月

ふーん。じゃあ、俺の貸すよ

紗乃

え?

紫月

担任のノートに名前残されたくないだろ?

紗乃

う、うん。でも…紫月くんはどうするの?

紫月

俺が、忘れた事にしてやるから。

紗乃

そんなの悪いよ。

紫月

いいから、使え

紗乃

うーん、わかった。ありがとう

(飛んで)放課後

紗乃

(早く帰ろ)

紫月

あっ何、もう帰んの?

紗乃

えっうん。

紗乃

なんか、一緒に帰ろうって誘われたから

紫月

男子?

紗乃

うん。そうだけど…

紫月

ふーん、そう

紫月

じゃあ、気を付けて帰れよ

紗乃

うん。ありがとう

紗乃が教室を出ていった

紫月

(うーんなんでた?なんで、こんなにイライラしてんだろ?)

紫月

よく分かんねぇ

紗乃

紫月くん…

紗乃

(なんか、機嫌悪かったな。大丈夫かな?)

男子と一緒に帰り、家の前まで来た

紗乃

なんか、ありがとう

男子

ううん。全然

男子

後、俺はさ…

ギュッ

紗乃

男子

今日一緒に帰れて嬉しかったし。

紗乃

ね、ねえ離してくれない?…

男子

無理

紗乃

離して…!

男子

無理

男子

ギュウッ

紗乃

(誰か、助けて)

『そんな所で何してんの?』

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