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菜々世
そっちから言ってよ！
航大
いや、遠慮しておく
航大
お前から言えよ
菜々世
今遠慮とかいらないから！！
菜々世
普通こういうのって男子から言うもんでしょ？
航大
どんだけ昔の話してんだよ笑笑笑笑
菜々世
笑いすぎだわ！！
菜々世
なんでそんなに余裕なんだよぉ！
航大
お前ってムキになるとスッゲー顔になるよな
菜々世
はいーーー！！？ どんな顔だっていうのよ？
航大
ナマハゲ
菜々世
はああああああああああああ！？
祐希
あの2人、また喧嘩してるよ笑
乃々
今日はついに告る雰囲気だったのにね笑
祐希
あいつらさ、
両想いなの見え見えなのに何を怖がってんだろ
両想いなの見え見えなのに何を怖がってんだろ
祐希
さすがに気づいてるよな？
乃々
相手に告らせたいんでしょ
乃々
自分から告るなんて、幼馴染として恥ずかしすぎるって
航大
お前ら黙ってろ
航大
俺はな、
こんなめんどくせぇ奴を今まで育ててきてやったんだ
こんなめんどくせぇ奴を今まで育ててきてやったんだ
航大
その俺様のいうことを聞くのは当然だろ
菜々世
めんどくせぇ、だって？
菜々世
誕生日もクリスマスもバレンタインも
ウチに無理矢理乗り込んでくんのはどっちだ！！
ウチに無理矢理乗り込んでくんのはどっちだ！！
乃々
ほんっとアンタたち素直じゃない
乃々
ヘタレ
菜々世
ヘタレ！？
祐希
たった2文字くらい、さっさと言っちゃえよ
祐希
いくじなし
航大
いくじなし！？
航大
乃々に告られて付き合った祐希にだけは言われたくねえよ！
乃々
あーあ、そんなんじゃ他の奴と付き合うってのも、
時間の問題かもね
時間の問題かもね
航大
他の奴！！？ 誰のことだよ？
祐希
とられたくなかったら、素直にならないとな？
菜々世
あああ、もうしょうがないな！
菜々世
いくじなしのコイツに代わって、
こっちが先に言ってやりますよ！
こっちが先に言ってやりますよ！
菜々世
その代わりアイス2個奢ってよね！
航大
ああん！！？ そんなん食ってるからデブるんだ！！
航大
しょうがねえから俺が先に言ってやるよ！
航大
あー、マジで男前だぜ俺
菜々世
ホントの男前は自分でそういうことは言わないよ
航大
うるせー
菜々世
なんかもう疲れたから同時に言おう？
航大
仕方ねぇ、のってやる。裏切んなよ？
菜々世
そっちこそ、途中でビビんなよ！
航大
いくぞー
菜々世
うん
航大
言うぞ！！
航大
せーーーーーの！！！！
「「好きだ！！」」
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