テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
夜。LINEグループの既読は、紗奈だけが残ったまま。
画面を見つめる全員の手は震え、息も止まりそうになる。
数日後、学校出の出来事。
teacher
クラス全員が驚き、視線がその席に集中する。
しかし--
・教室は空いている ・名前も名簿から消えている ・でも、誰もその生徒のことを思い出せない
美咲
優奈
クラスメイト全員が首をかしげる。
名前も、顔も、過去の記憶からすっぽり抜け落ちているのだ。
その夜。LINEグループに、紗奈からメーッセージが届く。
紗奈
既読1
画面を見た瞬間、善意の心臓が凍る。誰も覚えてないのに、現実から確かに存在が消えた。
学校の記録にも、家族の記憶にも、まるで最初から存在しなかったかのように扱われている。
大翔
恐怖はもうLINEの画面を超えて現実に広がっていた。
・既読が減る→存在が薄れる ・消える→記憶からも抹消される
現実とLINEが完全に浸食し合い、誰も安全じゃない状況が完成した瞬間だった。