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愛香

先生まだかなぁ

愛香

私に会いたくて早く来たり!?

愛香

んな訳ないかぁ

愛香

もう早く来いよ〜、…

女子生徒A

ねぇ聞いた!?

女子生徒A

穂村先生、教師辞めるらしいよ!

女子生徒B

え!!まじ!?

愛香

…は、?

女子生徒B

なんでなんで!?

女子生徒A

なんかね──!

愛香

その話、もっと詳しく教えて!

相手の胸ぐらを掴み、 真剣な顔で見つめる。

女子生徒A

ちょ、ちょっと!

女子生徒B

あんた何してんの!?

愛香

教えなさい!

愛香

教えるまでこの手離さないから!

女子生徒A

そんなの困るんだけど……

愛香

早く話して!

周りからたくさんの視線が集まる。

女子生徒C

なになに?

女子生徒D

喧嘩?

女子生徒B

みんなこっち見てる…

女子生徒B

やばいよ、すぐ教室行かないとさ…

女子生徒A

──もう離して!!

力ずくの手を取り払う。

愛香

待って!

愛香

絶対先へは行かせない!

騒ぎを聞きつけた先生達が 愛香を囲み、引っ張って 教室へと入らせた。

愛香

待ちなさい!

歓崎先生

もういいでしょう?

歓崎先生

行きますよ

愛香

離して!

愛香

ねぇ…!離してってば!

教室に入らせ、歓崎先生は 教室の後ろで愛香を監視していた。

愛香

((めっちゃ見られてるし…

愛香

((どう抜け出そう…

愛香

愛香

先生!

授業の先生

はい?

愛香

お花を積みに行ってもいいですか…

授業の先生

あぁ、…

授業の先生

歓崎先生、どうです?

歓崎先生

私が一緒に着いていきますので

愛香

((なんで着いてくんの!?

歓崎先生

授業は進めていて下さい

歓崎先生

ほら、南さん行くよ?

愛香

…やっぱり大丈夫です

歓崎先生

え?そう?

愛香

このまま授業受けるので…

歓崎先生

何かあれば言ってね

愛香

ありがとうございます…

数時間後。 4限目の時。

丁度その時は歓崎先生の授業だった。

愛香

先生!

歓崎先生

はい?

愛香

お花を積みに行ってもいいですか

歓崎先生

じゃあ着いて行くわ

愛香

え、いや!いいです!

歓崎先生

皆さんは自習しててね?

歓崎先生

それじゃ、行きましょうか

愛香

1人で行けますので…!

歓崎先生

1人で行けるとかの問題じゃないの

歓崎先生

途中で抜け出すかもしれないでしょう?

愛香

…ちゃんと戻ってきますから!

歓崎先生

うーん、…

愛香

お願いします!

歓崎先生

…いえ

歓崎先生

一緒に着いて行きます

愛香

そうですか…

個室の外で先生が待っている。

個室のドアに手をかけた瞬間、 それを待っていたかのように 先生は問いかける。

歓崎先生

穂村先生の事、気になるんでしょ?

衝撃的で個室から出られなかった。

愛香

そうだったら…

愛香

なんですか

歓崎先生

別に気にするのはいいけど

歓崎先生

先生に付きまとうのは辞めてもらえる?

愛香

付きまとう?

愛香

本心のままでやってるつもりなのですが

歓崎先生

だからそれを辞めてほしいのよ

愛香

歓崎先生に関係ありますか?

愛香

私と穂村先生が一緒に居ることで

愛香

誰かに迷惑かけてますか?

歓崎先生

みんなに迷惑かけてる

歓崎先生

自分で気づいてない?

愛香

………

愛香

いずれ私達が付き合うことになっても

愛香

同じこと言えますか!?

歓崎先生

付き合うことは決してない

愛香

あるかもしれないじゃないですか!

歓崎先生

ない!

歓崎先生

だって穂村先生と私は付き合ってるのよ!?

愛香

…は?

歓崎先生

おっと、口が滑っちゃった…

愛香

嘘…でしょ…?

歓崎先生

嘘な訳ないじゃない

愛香

穂村先生は…穂村先生は…!

愛香

こんな…こんな女性と…

愛香

付き合わない!!

すぐに個室から出て、 教室へと走って行った。

歓崎先生

なんて酷い言葉…

歓崎先生

歓崎先生

さ、授業に戻ろうかしら

それから時間だけは進み 放課後、愛香は穂村先生に会いに行った。

愛香

失礼しま~す!

穂村先生

おい!

穂村先生

勝手に人の家に入ってくるな!

愛香

えぇ

愛香

いいじゃないですか

穂村先生

良くない

愛香

てか先生、

愛香

今日学校来ませんでしたね

穂村先生

そうだね

愛香

なんで来なかったんですか

穂村先生

ちょっとな…

愛香

教えて下さい!

聞いたことのない熱心な声に2人とも驚いた。

穂村先生

…ごめんな

愛香

聞きましたよ

愛香

先生、教師辞めるんですってね

穂村先生

…なんでそれを…!?

愛香

生徒が噂してました

穂村先生

そうか…噂になるの早いな…

愛香

私に言わず勝手に行動して…

穂村先生

え?

愛香

昨日「嫌って言うほど会ってやる」って言ったじゃん!!

愛香

嘘だったの!?

穂村先生

違う…

愛香

どうして嘘ついたの!

穂村先生

違う!

愛香

言い訳なんて求めてない!

愛香

しかも教師まで辞めようとして!

愛香

私、今日一日中歓崎先生に監視されて──!

穂村先生

黙れ!!!

心臓がドクンと1回強く鳴り響いた。

穂村先生

君は何がしたいんだよ!

愛香

何って…

穂村先生

担任でもない俺がなんで毎日君と話さなくちゃならないんだ!

穂村先生

正直こういうの、

穂村先生

迷惑なんだよ!!

愛香

──迷…惑…?

『迷惑』という言葉が頭の中でグルグル回る。

穂村先生

君があまりにも迷惑だったから

穂村先生

教師を辞めたんだ

愛香

私のせい…?

穂村先生

そう言ってるだろう

穂村先生

教師も辞めたし

穂村先生

もう君に会わなくて済むなぁ

愛香

それはどうでしょう…(笑)

作り笑いだとバレバレな笑顔を見せる。

穂村先生

頼むから会いに来ないでね

続く…

泣く君は世界に独り~第2話~

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