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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

入学から約1年近くが経ち

クラスの人間達はすっかり打ち解け

RIMEだとグループが何個かあったりもする

そんな中終業式が近くなり

やがて中学2年生になる

きっとこの日常があと2年続くのだろう

この憂鬱で最悪な日常が

なぜそう言うのかと言うと...

ある日の職員室

一平

おはようございます…

先生

今日も遅刻か!

一平

すみません…

先生

まぁ、いい

先生

早く教室にいけ

一平

はい…

学校は毎日遅れて行き、先生には怒鳴られる

一平

(はぁ…嫌だ…)

憂鬱な気分の中、教室に入る

晴人

お!

授業中の教室で視線が一気に 僕の方へ向く

生徒1

あいつだ…

生徒2

また...に来たか…

生徒が小声で様々な事を呟く

先生

遅いぞ、早く席座れ!

一平

すみません…

遅刻して、教室に入り様々な事を言われ、最終的には小さく笑われる

一平

はぁ…

一平

(昼休みになったら、また…)

暗い考えを頭の中に巡らせていると

???

大丈夫?

隣の女子生徒が話しかけた

彼女は山口愛菜

初登校の日に入学式で見かけたということが接点となり

それから唯一仲良くしてくれている友達だ

一平

え?

愛菜

気分悪そうだから...

一平

…大丈夫

愛菜

そう?

一平

うん、ありがとう

それからしばらく授業を受け

昼休み

先生

よし、じゃあ机を迎え合わせにしろー

先生

給食当番と委員は早く準備して給食を取ってくるように!

生徒1

はーい

生徒3

当番の分は当番じゃない人でやりましょ

生徒2

そうだな

生徒2

おい、一平!

生徒2

お前もやれよ

一平

う、うん

指示通り机を迎え合わせにしていく、すると

生徒1

よーし!あとは全部一平にやらせて話してようぜー

生徒2

いいね!

生徒3

さんせーい!

その光景をただ見ているだけの先生、すると

愛菜

先生!

先生

なんだ?

愛菜

なんで見過ごそうとしてるんですか?

先生

なんのことだ?そんなこと言ってないで早く準備しろ?

愛菜

...はい

結局ほぼ全ての机を僕が並べた

が、お礼1つなかった

むしろ愛菜と一部生徒以外やって当然のような顔をしていた

放課後

放課後は方向が同じのためあいなとともに帰っている

この時間が数少ない平日の幸せな時間だ

愛菜

いつも何もできなくてごめんね

一平

いいよ、先生に言ってくれようとしてくれただけで嬉しいから

愛菜

でも、残り2年間ずっとこのままでもいいの?

一平

ダメだとは思うよ

一平

でも、僕は力もなければ勉強だって普通より悪いし運動もできない、なにより何か言う勇気もないから...

愛菜

だからってずっとこのままは...

一平

慣れてるから大丈夫、ありがとう

愛菜

...あれ以上のことがあったら絶対相談してね

一平

...うん

そのまま「じゃあね」とだけ言いそれぞれ帰宅した

【第3話 2年生不登校編】 へ続く (お読みいただきありがとうございました)

リアルライフ【絶望と孤独の虐め生活】

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