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返してよ

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返してよ

1 - 返してよ

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2018年09月11日

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大学生の頃、

一人暮らしをするため、

春休みを利用して引っ越しをした。

引っ越し先は祖母の家。

祖母は、

3年前に結婚した息子、

つまり私の従兄弟と2世帯で暮らすことになり、

そしてちょうど私の一人暮らしが決まったので、

家を貸してくれることになったのだ。

少し古びたマンションの一室で、

光熱費と食費以外はお金もかからず、

家具は残していくから自由に使っていいとの事だ。

引っ越し作業は無事終ったものの、

実家の自分の部屋からかなりの量の荷物を持ってきてしまったため、

荷ほどきが大変だった。

大量の漫画とDVD、

服の山に悪戦苦闘し、

途中から頭がこんがらがってベッドに倒れ込んだ。

ベットの向かい、

目線の先には木製の古いクローゼットが置いてある。

戸が開けっぱなしになっている空っぽの木枠をぼんやり眺めていたのだが、

何か違和感を感じた。

何かリボンのような、

光沢のある切れ端がクローゼットの背板からはみ出ていた。

近くで見るとそれはリボンではなく、

フィルムだった。

それも、

引っ張ってみると、

どんどん背板の隙間から出てくる。

もしかして、

と思った。

床に散らかしたものをベッドに乗せ、

自分の背丈より少し高いクローゼットを思い切り力を入れて壁から離す。

パラパラッ、という音がした。

…‥…‥

続きは♥が600になってから!

♥連打してね!

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