里桜
赤ちゃんがいなくなった!
翔子
え?それ本当の話?
里桜
なんで嘘つく必要があるの!?
翔子
ごめん
翔子
突然でびっくりして
翔子
信じるよ
翔子
女の子だったよね
里桜
どうすればいいの
里桜
どこ探してもいない
翔子
ちょっと落ち着いて
里桜
落ち着けるわけないじゃん!
里桜
私の大切な赤ちゃんだよ!?
里桜
自分で歩けるわけないし
里桜
これって誘拐だよね!?
翔子
翔子
警察には連絡入れた?
里桜
まだ
里桜
大事にしたくない
翔子
わかった
翔子
手伝えることがあれば手伝う
里桜
お願い
里桜
里桜
どうしよう
翔子
里桜
里桜
なに?
翔子
気を確かに持って
里桜
里桜
ごめん
里桜
八つ当たりしてたかも
翔子
大変なことが起こったんだから仕方ないよ
翔子
連絡くれて良かった
翔子
わたし
翔子
あなたにずっと嫌われてると思ってたから
翔子
里桜から連絡があった
達也
おー
翔子
達也の方には?
翔子
里桜からの連絡あった?
達也
あったよ
達也
すげーパニクってた笑
達也
うける笑
翔子
ちょっと
翔子
笑いごとじゃないんだけど
翔子
まじめに考えて
達也
はいはい
達也
でも久しぶりに連絡きて思った
達也
やっぱりあいつマトモじゃないよな
翔子
分かってたことでしょ
達也
達也
バレたら殺されるかも
翔子
こうするしかなかった
翔子
里桜はマトモじゃない
翔子
あの子はわたしたちといる方が安全だし
翔子
幸せになれる
達也
そうだな
里桜
ちょっと
里桜
あなたたちでしょ
翔子
翔子
突然何?
里桜
ログ見て気付いた
里桜
なんで女の子だって知ってるの?
里桜
見たこともないのに
里桜
私んちに勝手に入ったんだろ
里桜
それで見たんだろ
里桜
管理人に開けてもらって
里桜
赤ちゃん誘拐したんでしょ
里桜
答えろ!
翔子
翔子
ごめん
翔子
心配だったの
里桜
信じられない
里桜
赤ちゃん返して
里桜
赤ちゃん返して
翔子
落ち着いて
里桜
赤ちゃん返して
里桜
返して
里桜
返して
里桜
返せ!!
翔子
ちゃんと話し合おう?
里桜
絶対に許さない
翔子
里桜、やっぱりマトモじゃないよ
里桜
うるさい
里桜
殺してやる
里桜
今からお前たちの家に行くから
里桜
待ってろ
翔子
里桜
里桜
もうあなたとは話さない
里桜が退出しました
翔子
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不在着信
翔子
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不在着信
翔子
達也、電話に出て
翔子
里桜がうちに来るって言ってる
翔子
今わたしは職場だから
翔子
達也が狙われると思う
翔子
里桜、すごく怒ってて
翔子
本当に殺しに来るかもしれない
翔子
なんで電話に出ないの!?
翔子
里桜が近くにいるかも!!
達也
達也
もういる
翔子
達也?
達也
もういるよ
翔子
もしかして里桜?
達也
そう
翔子
翔子
達也は?
翔子
達也に何かしたの!?
翔子
ねえ!
達也
そんなことどうでもいい
達也
死んでる
翔子
え?
達也
やっと取り戻せると思ったのに
達也
赤ちゃんが死んでる!
達也
翔子
翔子
死んでるって
翔子
里桜
翔子
それは人形だよ?
翔子
あなたには赤ちゃんなんていない
達也
てなぬはりゆひさなけに
達也
あゆ1565あ
翔子
里桜?
達也
そろそろ仕事終わった?
翔子
さっき終わった
翔子
いそいで帰ってるとこ
達也
了解
翔子
ねえ
翔子
今は本物だよね?
達也
大丈夫
達也
お前の夫の達也だよ
達也
さっきはマジ焦った
達也
でもスマホは取り返したから笑
翔子
なんでスマホ奪われたの?
達也
あいつ包丁持って脅してきやがって
達也
言うこと聞くしかなかった
達也
よっぽど俺たちに警戒してたんだろうな
達也
コワ
達也
でも壊れた人形見つけてボーゼンとしてたから
達也
その隙に縛り付けた
翔子
じゃあ今、里桜はまだそこにいるんだ?
達也
もちろん
翔子
良かった
翔子
やっぱり里桜の大切にしてた人形を盗んで正解だったね
達也
里桜をうまく釣れたな
翔子
そうでもしないと、うちに来ることなんてありえなかったもんね
翔子
何年も前に家出して
翔子
お前たちなんて親じゃないってずっと言い続けてきて
翔子
わたしたちが何したって言うんだろうね
達也
俺たちは里桜を全力で愛して育ててやったのにな
達也
ひどい娘だよなー
達也
やっぱマトモじゃない
翔子
うん
達也
でもさ、いい計画だったと思うけど
達也
何も壊すことはなかったんじゃないか?
翔子
あの人形のこと?
達也
里桜の大事な人形だったんだろ?
達也
赤ちゃんって呼んでたのも、可愛がってたからだろうし
達也
確かに少し変わった趣味だけどさ
達也
俺たちは里桜にとっていい親でいないと
翔子
だから壊したんだろ
翔子
何度だって壊してやる
達也
ちょ、翔子怖いよ
翔子
ごめん
翔子
ちょっと苛立って
翔子
あんなものに夢中になるなんて許せなかったの
翔子
いい親でしょ?
達也
まあ、うん
翔子
ああ、やっと里桜に会える
翔子
この日をどんなに待ち望んだことか
翔子
もうすぐ、家に着くよ
翔子
里桜
翔子
里桜
翔子
里桜
翔子
里桜、やっと帰ってきてくれたのね
里桜
…………
翔子
わたし、もう二度と、あなたから目を離したりしないわ
里桜
…………
翔子
まったく、勝手に家を出るなんて
翔子
あんまり心配かけさせないで?
里桜
…………
翔子
もう、何も口答えしないのね
翔子
嬉しい……
翔子
やっと、良い子になってくれたのね
翔子
唇、綺麗に縫えていたみたいで、本当に良かった
翔子
これから、あなたをもっともっと良い子にしてあげる
翔子
もう、絶対にあなたを離したりしないわ
翔子
あぁ、そうね
翔子
勝手に動き回ったら良くないから
翔子
手足も必要ないかもね
翔子
だって赤ちゃんは自分で何もしなくていいもの
里桜
…………
翔子
そんな怖がらなくていいのよ
翔子
わたしたちのところにいる方が、安全だし、幸せなの
翔子
ずっとそうして、そばにいてね
翔子
里桜
翔子
わたしの、赤ちゃん







