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#怪異
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コメント
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読了しました。第14話、夏樹の日常と内面の両方がぎゅっと詰まっていて、すごく好きな回でした。 まずラーメン屋の店主との掛け合い、ああいう他愛ないけどシリアスに流れすぎない会話が作品に温かみを与えてますね。チェインレターの話題で「メディアはメディアだ」と切り返す夏樹のクールさ、一方で店主には「汁なし担々麺が一番好き」なんてさらっと言えちゃう距離感が魅力的。 そして後半のピアノシーン。ツィゴイネルワイゼンを暴力的に弾く描写、感情のぶつけ方が生々しくて鳥肌が立ちました。「楽しいか?お前は楽しいんだ」という独白、チェインレターに自分自身を重ねているようで怖い。最後の「彼女の仕業?」という疑惑も、たった一文字の“S”からどう広がっていくのか……続きが気になりすぎます。 設定の核に関わる部分がじわじわ見えてきて、まさに「オモシロくなってきた」ところですね。次話も楽しみにしています!
扉を開けると
ドアの上に設られたベルが揺れる
店主
夏樹
夏樹はカウンターに腰掛けると
頬杖をついて水が来るのを待った
店主
夏樹
店主
店主
店主
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
店主
店主
夏樹
店主
店主
店主
夏樹
夏樹
店主
夏樹
夏樹
店主
店主
夏樹
店主
三角巾を被った店主は
伝票にささっと注文内容を書き込むと
ぐらぐらと煮立った鍋の中に麺を入れた
夏樹
夏樹
店主
夏樹
店主
夏樹
夏樹
夏樹
店主
夏樹
夏樹は店員が差し出した水を受け取り
コップ半分を一気に飲んだ
店主
夏樹
店主
店主
夏樹
夏樹
店主
店主
店主
店主
店主
夏樹
店主
店主
店主
店主
夏樹
店主
店主
店主は麺を入れたザルを引きあげて
水気をぱっぱと切る
楕円形の皿に盛り付けて
トッピングを施していく
店主
店主
夏樹
夏樹
店主
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
店主
店主
店主
店主
夏樹
店主
店主
夏樹は硬い表情を崩して
一度ウインクを投げかけた
湯気を立てる汁なし担々麺の
唐辛子と花椒の香りが鼻をつく
目の前に料理を置いた夏樹は
早速卵を崩して勢いよくかき混ぜた
夏樹はテレビの電源を切る
シーシャを取り出し
大きく吸って
煙をくゆらせる
夏樹
夏樹
壁に沿って置かれているピアノの蓋を開けて
鍵盤を眺めながら
シーシャを一本吸い切るまで
じっくり味わった
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹はシーシャを机に放り
アップライトピアノの椅子に腰掛けた
両手を鍵盤の上に軽く乗せ
フォルテで和音を奏でた
右手で主旋律を
左手でトレモロを
力強く鳴らす
サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」の
ピアノ編曲版だった
夏樹はピアノに思いを乗せるのではなく
ピアノに暴力的な感情をぶつけるようにして
鋭い音色で 過剰なアクセントをつけた
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
モデラートからレントに移って
しばらくしてから
夏樹の指が止まる
夏樹
夏樹
ピアノから立つと
机の上にA4のコピー用紙を広げて
シャープペンシルを手にする
円をひとつ描く
そこから5本の線を引いて
その末端にまた円を描いていく
最初に描いた円に
「S」と書き入れ
その文字に目を凝らす
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
言いながら夏樹は追加で円を描く
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹
夏樹