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ダヨネ( ◜ᴗ◝)
(通学路)
パシャ!
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
優希は送信ボタンを押すと、スマホをしまった。
季節は7月。朝とは言え、随分と暑い。
蝉の声を聞きながら、優希は学校に向かって歩き始めた。
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
ふと、優希は足を止めた。
通学路の途中にある、小さな公園。
そこに、なぜか真っ赤なビーチパラソルが広げられている。
回り込んでみると、一人の女性が
サマーベッドとでも言うのだろうか、海辺でよく見るような
折りたたみ式のリクライニングチェアに体を伸ばしていた。
加賀山 優希
加賀山 優希
女性は大きめのサングラスをしていて顔は見えない。
ふんわりとした上着を着ているが、下は水着のようだ。
顔はバッチリとメイクしてあり、赤い唇が
ビーチパラソルの赤い影の下で映えていた。
女性は寝ているのか、微動だにしない。
通りがかりの女性
通勤途中らしき女性が、優希に話しかけてきた。
加賀山 優希
通りがかりの女性
加賀山 優希
ふと、優希は、女性の足元に
小さな立て看板があることに気がついた。
QRコードだけが印刷されている。
加賀山 優希
優希はスマホを取り出すと、そのコードを読み込む。
ピロン
加賀山 優希
とりあえず、OKを押すと、SNSの画面が開いた。
イソスタグラムにそっくりだが、微妙に違う。
類似のサービスなのだろう。
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
通りがかりの女性
加賀山 優希
パシャ
通りすがりの女性は、そう納得すると
カバンからスマホを取り出して、その様子を撮影した。
通りがかりの女性
加賀山 優希
優希もつられて写真を撮影する。
少し遠目だけれど、中々映える写真が撮れた。
加賀山 優希
アップロードが終わると、優希は学校に向かって歩き始めた。
(教室)
加賀山 優希
休み時間、優希は今朝の写真をクラスメイトに見せていた。
クラスメイト
クラスメイト
加賀山 優希
クラスメイト
加賀山 優希
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
加賀山 優希
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
加賀山 優希
(帰り道)
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
ふと、優希の足が止まった。
公園に、まだあの赤いパラソルが見えている。
加賀山 優希
加賀山 優希
パラソルに近寄った優希は目を丸くする。
そこには、朝と全く同じポーズで佇む、女性が居た。
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
加賀山 優希
優希は意を決して近寄ってみる。
毛穴までリアルで人形にはとても見えない。
加賀山 優希
加賀山 優希
優希はそっと手を伸ばすと、女性に触れる。
その瞬間、嫌な冷たさが指先に走った。
加賀山 優希
思わずぞっとして、手を引っ込める優希。
その衝撃で、女性のサングラスがずれる。
加賀山 優希
思わず優希は大声を上げて絶叫していた。
半開きになった女性の目はどこも見ていない。
上着がずれ、首筋が見えるようになったのだが
そこにははっきりと縄の跡がついていた。