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ライアンはさも当然のように弾を避け、アメリアの胴を斬ろうとする

アメリア

っふ、んなモンで斬れねえよ!

アメリア

とはいえ…本当にアイツはずっと見ているだけなのか!?

テヘル

さぁな…でもまぁ、今んとこは手出ししてこねえ

サミュエル

だね…愉しそうに見てる

アイザック

うわ、君傷ヤバいね

サミュエル

そう思うなら手伝って…よっ!

サミュエルは向かってくるステイシーをひらりと避け、アイザックと対面させる

アイザック

うえ…やだなー

そう言いながらもアイザックはひょいとステイシーの攻撃を避け、剣で牽制する

ステイシーはニヤリと笑い、剣を向けた

ステイシーが刺す直前、アイザックはステイシーの腕を掴む。ステイシーから流れる血液に、彼は触れた

ステイシー

馬ぁ〜鹿

瞬間、アイザックはピクリと肩を震わせる

アイザック

ん゙…

テヘル

へ!?どうした!?

ライアン

ステイシー

瞬間、アメリアの視線はライアンからステイシーに移る

ステイシーはピクリと耳や尻尾を動かし、ライアンに向ける

咄嗟にアメリアは、向こうを見ているライアンを撃つ

しかしライアンは当然のようにそれを剣で捌き、ついでに後ろから飛んできたミュールの爆弾も弾いてみせた

ライアン

癪だが…"アレ"をやるぞ。このままでは王様が飽きて終わる

ステイシー

ステイシーの眉間に皺が寄る

そしてため息を吐いたかと思うと、ステイシーはライアンの剣に触れた

アメリア

ライアンの剣が分かりやすく、禍々しいものとなる

それは紫色の暗い光を放ち、ライアンに纏わりつく

ステイシーはその瞬間、一度渋い顔をする

アメリア

(体力消耗が大きい…かな、なんにせよ、ライアンの剣は更にヤバくなった。)

アメリア

(が、まあ…)

アメリアはフッと笑ってみせる

アメリア

俄然、勝つ

辺りはすでに、人造人間やら兵やらが減り始め、精鋭のみが残る形となった

舞台は終盤。アメリアは黒い銃と白い銃を持ち、警戒する

ライアン

言ってろ

ライアンは再度動き出す

正面を切って斬りつけてくるライアンを間一髪避けきると、アメリアは発砲する

ライアンは少しだけ距離をとった後、またアメリアに向かってくる

同時にアメリアもライアンに向かい、2人は同時に武器を掲げる

ライアンの剣はアメリアの喉スレスレに掠り、彼は頭の辺りに撃たれた銃を避ける

そしてライアンはグッとしゃがみ込み、アメリアは視線を落とす

次の瞬間、彼はアメリアの背後に現れ、アメリアは振り返るより早く気配に気がつき、後ろに発砲した

振り返るとライアンはただそこにいた

アメリア

…!

アメリア

剣は───!

グサ。

もう一度下を向こうとしたアメリアは、剣に突き刺される

アメリア

ッは────!

きゃはは。

殺し屋・アメリアは

産まれたときから、その才能の一角を現していた。

…その才能の大人顔負けなこととは裏腹に

彼女はずっと───ずっと

幼い、子どもの心を持っていた。

アメリア

っははははは!!!

アメリアは避けきれなかったその剣が抜けるのを見て、思い切り笑った。

アメリア

(大丈夫。致命傷にはならない。させない。まだ大丈夫。)

そして、冷静に考えている頭の内とは裏腹に

アメリア

強いな…

アメリアの表情は、心は───

アメリア

すげえイイよ!お前!

踊っていた。

アメリアは更に速く、力強く駆け出した

その瞳は、まるで無邪気な子どものように…光を帯びている

アメリア

(…ネラに、褒めてもらうのが嬉しかった。)

アメリア

(私は───殺しをしているとき、無限の世界を見る)

アメリア

(まだ見ぬ、知らない世界。私を私以上のものに変えてくれる世界!)

アメリア

(私が私の才を理解するその瞬間───!)

アメリアはライアンが剣を振るうのを避けきり、そして更にくるりと体を翻してトンと跳び上がる

危険を感じたのか、アメリアに剣先を向けたステイシーに1発見舞い、ライアンに向かい合う

アメリア

(頭が勝手に動く。体が思うより早く動く。)

アメリア

(そうして勝って、誰もが私を認める、その瞬間が…)

アメリア

(──欲しい!だから…)

アメリア

私にしかできないことを成す!

アメリアはクルクルと回転する

銃の動きが、読めない

と、アメリアはガッとライアンの胸ぐらを掴み、額に銃口を突きつける

アメリア

これで終わり───!

パァン。

アメリア

ライアン

アメリア

アメリア

…っ

アメリア

あ゙ァ!!!!

ガクン、とアメリアは膝をついた

ライアンはただ、横を向く

アッシャー

…自分にしか、できないことを…フフ

アッシャー

やはり君は…どこまでも…っ!

アッシャー

私の愛したマドンナにそっくりだ!!!

アッシャーはそう言うと、銃口から出る煙をフッと吹き、立ち上がる

アッシャー

…あぁ、本当、最高だ

アッシャー

マドンナが亡くなってから…ずっと最悪の気分だったというのに

アッシャーは前に転がる兵や人造人間の死体を蹴る

そして道を開き、空いた場を設け、アメリアに近づくと、顎を掴み、顔を上げさせる

アッシャー

正直…マドンナに比べればいくらか劣る。

アッシャー

しかしそれも大目に見よう!

アッシャー

アメリア。お前はきっといい…女になる

アッシャー

そのポテンシャルがある!なんせマドンナの子だ!

アッシャー

俺の…新しい妃になれ!

銃口の先のエンディング

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コメント

3

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……え?……ん、え、は、え……?あたらしいきさき……?……新しい妃……!?ちょ、ちょっと待って……!?アッシャー王とアメリアさんの母親、マドンナさんの関係って……!? 剣が刺さった時はまじでやばいと思ったけど、急所を外しているとはいえあそこまで力が発揮されるなんて……。アメリアさんの中で殺 しに対する想いはめちゃくちゃ強いんだね……恐るべし、アメリアさん……😳💦

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