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私には、双子の姉がいます。
これは、私達が10歳の頃に父の実家へ泊まりに行った時のお話です。
そこへ行くのは、本当に久しぶりで、歳の近い親戚や、祖父母に会える事がとても楽しみだったのですが、まさか、あんな怖い事が起こるなんて思いもしませんでした。
父の実家は山口県にあり、周りにはぽつんぽつんと民家があるくらいで、昼間も人通りはありません。
それでも、子供には、普段行かない場所ということで着いて早々姉と遊びに行きました。
私
姉
姉
私
姉
私
道がとても狭いので、女の子が通ってから、私達も先に進もうとしたのですが、
不意に姉が私をつよく引っ張り、元来た道を戻ろうとしたのです。
私
姉
私
姉
私
私
祖母
姉
祖母
祖母
姉
姉
祖母
私
姉
祖母
祖母
父
祖母
父
祖母
父
父
祖父
祖母
祖父
私
姉
母
私
姉
私
姉
帰った後も、母達は「かるさん」がなにか教えてくれず、
大人になりました。
そして、聞いてみたところ、
かるさんとは、借りるという意味で
死んだ人が生きている人の体を借りるようです。
そして、体を貸している人は、貸している体の1部を、掴んでいないとかえしてもらえないそうです。
そして、A子ちゃんの体を借りていたのは、死んだA子ちゃんのお母さんだったそうです。
A子ちゃんはしばらく入院しましたが、無事だったそうです…