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背中から、視線を感じる
感じなかった日なんてない
誰がどう見ても、劣等感の塊の私
消えたくても、そんな勇気すら持ち合わせてない
どうしようもない、堕落人生
そんな私を、叩きがいのあると認識して
にやにやしながら、見てる人達
視線が、怖い
興味を示さず、耐え抜けば
いずれ、飽きて離れていく
それの、繰り返し
もうすぐ、終わる
約束の、高校生活
これが終わったら、私
初恋の人との約束を果たして
その人に、会いに行くの
酸素を必要としない
約3gの仲間になるの
もうすぐ、もうすぐ
終われるから
いや……!!
別に……そんなことしたかった訳じゃ…
だって……あんな根暗な女……
あ、あ、ごめん、ごめんなさい
二度と、二度と近づきません…!!
だから……許して……
……そう
なら、別にいいけど
俺の可愛い恋人に
手を出さないんだね?
……そう、ならいいよ
許してあげる
あの子、優しいからさ〜
俺との約束しっかり守ってくれるの
高校生活終わったら、結婚しようって
中一の話なんだよ?
それを覚えて、会いに来てくれようとしれくれるの
ね?可愛いでしょ?
俺ってばほんと最低だからさ〜
そんな大事な子を置いて死んじゃったの
でも、死んでも大事だからさ
化けて出て、守ってるの
お前らみたいな奴から
あの子の死ぬ理由は、俺なの
ね?分かればいいの、分かれば
じゃあ今後
一切
あの子に手を出さないでね
もう少しだから、な?