咲夜
最近私は気になっていることがあります
咲夜
それは、職場の前のマンションに住んでいるおじさんがどこかを見ている、ということ。
咲夜
うーん…やっぱりどこか見てるなぁ…
咲夜
そんな事を気にしながらも、私は今日の勤務を終え、帰宅の時間だ
咲夜
全く、どこ見てんだよ…
咲夜
でも、最初は年寄りだからかなと、特に不自然には思わなかった。
咲夜
そんな日が続いて1週間が経った
咲夜
やっぱりいる…
咲夜
気になって仕方ないから、今日の仕事帰りにでも、あの人の家に寄ってみるか
咲夜
何か分かるといいな。
[そしてその夜]
咲夜
よし、今から本当にあの人の家に行くんだ
咲夜
ただ黄昏てるだけの年寄りだと良いんだけど…
咲夜
まぁ、行ってみるか
咲夜
ここの部屋だよな…?
効果音ちゃん
ピンポーン
咲夜
インターホンを押しても反応なし…?
咲夜
でも確かにマンションに来る前にあの人はいた。
咲夜
しかもここに来るまでに誰ともすれ違わなかった
効果音ちゃん
ガチャ
咲夜
あれ…?鍵が開いてる…?
咲夜
し、失礼しまーす…誰かいませんk…
咲夜
そのおじさんは、首を吊っていた







