テラーノベル
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アーノルド
サイラス
サイラス
ヴァイオレットの女心を理解していないサイラスは、首を傾げる
アーノルド
その横で、アーノルドは顔に手を当ててがっくりする
その時、エマの腹が鳴る音が響いた
エマ
エマはずっと前から空腹だったが、なんとか我慢をしていたのだった
アーノルド
サイラス
サイラス
サイラスはエマの前に大盛りのスープ皿を置き、爽やかな笑顔を向けた
エマは、目の前に並ぶ「異形」でありながら優しく、誇り高い人々を見つめる
エマ
エマ
その言葉に、車内が一瞬静まり返る
ジョルジーナは優しく、エマの頬に自分の立派な髭をすり寄せた
ジョルジーナ
エマ
ジョルジーナ
エマは車内を見渡してみる
そこには世間の常識からかけ離れたような人々がこちらを見ていた
サイラス
サイラス
エマ
サイラス
エマ
サイラス
サイラスはエマにマメだらけの手のひらを見せた
所々怪我していたが、なぜか痛々しく見えなかった
そして、さっきまで本を読んでいた中世的な人物がエマの前にそっと、片膝をついた
彼は左半分はスーツを着た冷静な男性に見えるが、右半分はお淑やかな女性に見えるという特殊な容姿をしていた
ケイシー
ケイシー
ケイシーはエマのボレロの袖を優しく整え、微笑む
ケイシー
エマ
安心したせいか、エマの可愛らしい瞳からは大粒の涙が溢れ出てきた
ジョルジーナ
エマ
エマは足の指で器用にスプーンを持ち、スープをスプーンで掬って、食べた
エマ
エマは初めての温かい料理を食べて、さらに涙を流した
ジョルジーナ
ケイシー
エマ
ケイシー
エマ
エマ
サイラス
ヴァイオレット
頭を冷やしてきたヴァイオレットは、車内にあるカーテンからみんなの様子を覗いてきた
これが、エマの心の中に、生まれて初めて「生きていていいんだ」という温かい光が灯った瞬間だった
桜城優衣🌸
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ばたっちゅ
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コメント
1件
桜城優衣🌸さん、第2話拝読しました! エマが「怖くないの?」「お荷物じゃないの?」って問いかけるところ、胸がぎゅっとなりました。でも、サイラスが自分の脚のないことをさらっと明かして「君には素敵な足がある」って言うシーン、すごく温かい…。 そして何より、エマが足でスプーンを持ってスープを食べて「美味しい…初めて」って泣くところ、そして「できてる」って初めて肯定される瞬間、もう涙腺が緩みました。異形の人々が作る「線路の外側」の居場所、素敵すぎます…!