海斗
腹減ったなぁ
力斗
俺がいつも行ってる焼肉屋があるんだよ。行くか?
海斗
お、いいな。
海斗
勿論お前のおごりだよな?
力斗
しょーがねーな、いいぞ
海斗
よっしゃ
力斗
じゃ、俺の家の前で待ってるからな
海斗
OK
海斗
いやー、あの力斗がおごってくれるなんてなー。
海斗
にしても焼肉なんて久しぶりだなあ。
海斗
最近はコンビニの飯しか食ってないし、すげー楽しみ…
海斗
あ、力斗。
海斗
おーい、力斗ー
力斗
おー、
力斗
山奥にあるんだよ。その焼肉屋。
海斗
まじかよ…
海斗
まあそんなに遠くないよな?
力斗
まあな。
力斗
人があまりいない山なんだよ。
海斗
へー。
力斗について行くと、ますます腹が減ってくる。
海斗
まだかよ?
力斗
お腹が空いたからこそ、焼肉が美味いんじゃないか。
海斗
餓死しそうだよ。そろそろ
力斗
がんばれw
そんな事を言ってる内に、もっともっと腹が減ってくる。
力斗
着いたぞー
海斗
おー…って、肉が無いじゃないか。
力斗
ここなぁ、食品持ち込み制なんだよ
海斗
へー…
海斗
って、
海斗
お前何も持ってないじゃないか。
力斗
あるんだよ。それが
海斗
どこだよ。
力斗
お前だよ。
海斗
は?
力斗
お前を俺が食うんだよ。
海斗
んだよお前。
海斗
通報するぞ?
力斗
お前のスマホ俺が隠しといたわ。
海斗
は?
力斗
店員さーん。お願いしまーす。
店員
はぁーい…
海斗
や、やめろっ!
海斗
うわぁああぁあ!
力斗
ここは山奥だから叫んでも無駄だぞ。
店員
ほら、行きますよ。
店員は海斗の腕を掴んで調理場に連れて行った。
海斗
や、やめろぉぉお!
20分後
店員
お待たせしました
力斗
美味そー!
力斗
じゃ、
いただきます。
芹香
それでさー
愛菜
えっ…怖
芹香
怖いねー。
芹香
あ、話変わるけどさー
愛菜
何?
芹香
私がよく行ってる焼肉屋さんがあるんだ☺️
愛菜
え、行きたい!
芹香
じゃ、明日行こ!
愛菜
じゃ、12時私の家に来て!
芹香
うん。