短編

実は、この村の果てにいる人間は吸血鬼らしい

そんな噂が出回り、早2日

子供達を守る為、噂を確認する為

村の者総出でその吸血鬼に会いに行きました

ですが、どうでしょう

吸血鬼とは名ばかりで

気さくでとても良い人でした

村の人々は尚更信じなくなりました

怪しい、怪しすぎると

隙をみつけてある者が怪我を装いその者の前で血を流しました

吸血鬼容疑のある者は急いで止血を行いました

そこで、村の者は吸血鬼を取り押さえました

絶対こいつは嘘を言っている！

吸血鬼だ！！

そういい、その者を捕えて村へと向かいました

そこで、吸血鬼の血を抜いてどこまで耐えられるのか実験を始めました

血で血を洗え！！

必ず許すな！！

こいつは吸血鬼だ！！

子供達に害を与えるに違いない！！

そういい、血を抜き続けやがてその人は死にました

村の中は平和に包まれました

その中で、唯一笑っていた人物

そう、初めに吸血鬼疑惑をかけた人物こそ

真の吸血鬼なのでした

さて、今後村はどうなってしまうのでしょうか

それは、この世界のみぞ知るのです

めでたし、めでたし