TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

【観賞用】 バグ[1章]

一覧ページ

「【観賞用】 バグ[1章]」のメインビジュアル

【観賞用】 バグ[1章]

16 - 第十五話 〜海影 綾バグクリア〜

♥

70

2022年06月09日

シェアするシェアする
報告する

人を殺めたんです。

あれが最初で 最後だと思いますが…

ただ今も、

ーあの時の感覚が 忘れられないんです。

海影 綾

…もう、後2人…

海影 綾

…霜月さんどうぞ。

霜月 氷麗

いやいやいや海影さん
どうぞ()

海影 綾

いやいやいやいや()

霜月 氷麗

いやいやいやいやいや()

御弓 結衣莉

陸さん決めてください()

山田 陸

じゃあ綾さんで()

海影 綾

ゔ…

倉咲 芽衣

指名式が当たり前に
なってる()

七瀬 蓮

わろた()

海影 綾

分かりましたよぉ〜
行きますよもぅ…

霜月 氷麗

よっしゃ()

山田 陸

どのみち行く事には
なるんですけどね…()

御弓 結衣莉

正論()

海影 綾

‼︎

七瀬 蓮

ひっ…何あれ…。

倉咲 芽衣

女性の…
し、死体…?

御弓 結衣莉

グロ…

山田 陸

あそこにいるのは…?

海影 綾

…私、です。

霜月 氷麗

え,嘘…。

倉咲 芽衣

綾さん…人を…?

海影 綾

…もう昔の話ですが…

海影 綾

私の親は、
勉強に対して厳しい人で、

海影 綾

どんなテストでも、
どんなレベルでも、

海影 綾

"満点が当たり前"

海影 綾

それが親の口癖でした。

海影 綾

私は、
それに耐え切れ
なくなったのか
知りませんが…

海影 綾

いつのまにか…
"頑張ろう"って
根気よりも、

海影 綾

ストレスばかりが
溜まっていくばかりで…

海影 綾

勿論、親に相談なんて
できないし、

海影 綾

親が友達のレベルが低いと
とことん潰してくるので

海影 綾

友達もおらず。

海影 綾

私はそれに段々と、

海影 綾

ストレスじゃなく
"殺意"が湧いてきだんです。

海影 綾

そして気づいたら、

海影 綾

親を、
父と母を、
殺めてしまったんです。

山田 陸

…。

海影 綾

正直、
後悔はありませんでした。

海影 綾

警察も、
気づきませんでした。
私がやったなんて…。

海影 綾

そこで警察は、
この調査は
しませんでした。

海影 綾

"未解決事件"って、
こんなにも近くで
起こるんですね…w

御弓 結衣莉

…私は人の事
言えませんが…

御弓 結衣莉

罪悪感ってものがあるだけ、
素晴らしいと思います。

海影 綾

…へ?

御弓 結衣莉

殺し屋になって仕舞えば、
殺人なんて日常茶飯事。

御弓 結衣莉

朝起きて、
顔を洗っての
毎日を繰り返してる
ようなものですから。

御弓 結衣莉

"罪悪感"なんてものが、
そもそも存在しないんです。

霜月 氷麗

…。

海影 綾

罪悪感…。

海影 綾

あの時の私には、
無かったのかも
しれませんね…。

霜月 氷麗

でも今はあるんでしょ?

海影 綾

…何でそう思うんですか…?

霜月 氷麗

だってそうでもないと、

霜月 氷麗

"人を救う仕事"
なんてしない。

霜月 氷麗

そうじゃないの?

海影 綾

…あの時、
気づいたんです。

海影 綾

私みたいに
親に苦しめられる人は
きっといる。

海影 綾

もっと言うと、
病気による差別だって
存在する世の中。

海影 綾

それで苦しんで、
自害なんてしたら…

海影 綾

"救う人"がいないと、

海影 綾

その人の命が
報われない。

海影 綾

だから、
そんな人を救いたい。

海影 綾

そんな気持ちで、
この職業に
就きました。

海影 綾

この人達の
"お陰"で、

海影 綾

学力だけは
あったのでね…。

倉咲 芽衣

…。

海影 綾

バグはきっと…

海影 綾

"父がいない"
ということですかね。

豁」隗」

海影 綾

…自分が救われる
為なら、

海影 綾

"それなりの代償"が
必要なのかもですね。

真神

あれアクヤは?

⁇¿

お着替えに。

真神

着替え…?

⁇¿

ええ、もうすぐ
皆様とご対面ですからね。

⁇¿

真神も付き添いなさい。

真神

うぃーす。

⁇¿

真神。

真神

はいすいません
分かりました()

真神

てかこの前
ホールAの皆様と
対面したのでは?

⁇¿

あの時はプログラム
でしたからね。

⁇¿

支配人は実際に
対面したようですが。
ホールBの皆様に。

アクヤ

お待たせいたしました。

真神

うわ…いかにも
信者…。

アクヤ

やめなさい。
信者様方に
無礼ですよ。

真神

んで、
終わったら行くんすか?

アクヤ

…支配人に勝手に
俺のバグ空間を
荒らされたら困ります。

アクヤ

ここはあくまで
俺の世界です。

アクヤ

いくらバグだとしても…ね。

真神

正義感が強いな〜。

アクヤ

てか、
会話が聞こえましたが
真神も来るんすか?

⁇¿

もしもの時の
頼りにしましょう。

⁇¿

何なら盾にしたら
いいですよ。

真神

⁇¿様俺もあくまで
神っすよ?

⁇¿

貴方が死んだとて
私には関係御座いません。

⁇¿

代わりは沢山います。

真神

うわ辛辣()

アクヤ

…手荒な行動は
控えてくださいね。

真神

はーい。

【観賞用】 バグ[1章]

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

70

コメント

5

ユーザー

わぁお…かっけえぇぇぇー!

ユーザー

おれすげぇ!⬅️

ユーザー

クッッッッッッッッッッッッッソ遅れた(は?) かっけぇアクヤ爆散(?) 真神はどうなるんやろ〜

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚