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転生したら悪魔だったので　好き勝手暴れてもいいってことですよね？

第2話 - 2話

2025年08月01日

#一次創作

#異世界

#転生

#異世界ファンタジー

#記憶喪失

#風が奏でた鈴の音

風鈴＠無に近い低浮上

レーポニア・セルム

にしてもこの街広いわね

セルヴィス・ロームル

そうだね

セルヴィス・ロームル

この国の中心部だから

レーポニア・セルム

そうなのですね

セルヴィス・ロームル

そういえば、君は悪魔なの？

レーポニア・セルム

そうなのでしょうか？

セルヴィス・ロームル

きっとね

セルヴィス・ロームル

悪魔の羽が生えてるし

レーポニア・セルム

そうだったのですか

レーポニア・セルム

（だから皆様の視線がこちらに向くのですね

セルヴィス・ロームル

そういえば、君の能力は？

レーポニア・セルム

ノウリョク？

セルヴィス・ロームル

あぁ！そうだった。

セルヴィス・ロームル

じゃあ、教会にいって調べてみる？

レーポニア・セルム

よろしいのですか？

セルヴィス・ロームル

うん、いいよ

レーポニア・セルム

では、案内をお願い致します

セルヴィス・ロームル

まかせてね

教会の人

それでは、他の方は待合室でお待ち下さい

セルヴィス・ロームル

わかりました。

セルヴィス・ロームル

結果、楽しみにしとくね

レーポニア・セルム

ええ、でも期待はしないでちょうだい

教会の人

それでは、こちらの水晶に手を

レーポニア・セルム

こうかしら？

ﾋﾟｶｧｧｧｧｧｧｧ

教会の人

こ、これは！？

セルヴィス・ロームル

レーポニア！？

レーポニア・セルム

セルヴィス様？

レーポニア・セルム

どうかされましたか？

セルヴィス・ロームル

今、めっちゃ強い光が…

教会の人

おそらく、水晶が能力値に耐えきれず割れ、光が溢れたのでしょうね

教会の人

なんせ、最も強い闇の力である『破壊』でしたので

レーポニア・セルム

破壊…強そうね

セルヴィス・ロームル

…外へ行こうか

レーポニア・セルム

…？ええ

レーポニア・セルム

顔色が悪いようですけど大丈夫ですか？

セルヴィス・ロームル

レーポニア。

レーポニア・セルム

なんでしょうか？

セルヴィス・ロームル

ここから出て行ってくれ

レーポニア・セルム

はい？

セルヴィス・ロームル

闇の力は危険だ

セルヴィス・ロームル

とても強力で、僕では対処できない

セルヴィス・ロームル

しかも、闇の力の中でも最も強い『破壊』

セルヴィス・ロームル

この街、いやこの国に危険を置いておくような事は許されない

セルヴィス・ロームル

だから…！

レーポニア・セルム

わかりましたわ

セルヴィス・ロームル

え？ま、待ってよ！

レーポニア・セルム

なんですの

レーポニア・セルム

用はないでしょう？

セルヴィス・ロームル

やっぱり、この国にいないか？そうすれば魔物は寄って来ないし…

レーポニア・セルム

無理です。世間のために利用されたくはないですの

セルヴィス・ロームル

ぇ…

レーポニア・セルム

それでは。

レーポニア・セルム

さーてっと

レーポニア・セルム

なにしようかしら

レーポニア・セルム

破壊の力を試そうかしら

レーポニア・セルム

いっそ、国ごと壊しちゃったり

？？？

国を壊すのはやめな

レーポニア・セルム

は？なに

レーポニア・セルム

何しようとも私の勝手、違う？

？？？

確かにそうだ、しかし自分に危害が加わることは全力で阻止させてもらうね

レーポニア・セルム

あんた誰？

？？？

先に名乗れ

レーポニア・セルム

レーポニア・セルムよ

？？？

初めて聞く名だ

ラミュリエ・サーレット

僕はラミュリエ・サーレットだ

ラミュリエ・サーレット能力　察知

ラミュリエ・サーレット

ラミュリエと呼びたまえ

レーポニア・セルム

なんで上からなのよ

ラミュリエ・サーレット

君が気にすることではないさ

レーポニア・セルム

ふーん

レーポニア・セルム

それで？国を滅ぼしたらあんたにも危害が加わるってどういうこと？

レーポニア・セルム

旅人なんでしょ

ラミュリエ・サーレット

あぁ、確かに旅人だ

ラミュリエ・サーレット

この国がどうなろうと関係はない。

ラミュリエ・サーレット

ただ、この国のとある人まで消されると困る

レーポニア・セルム

なぜ？

ラミュリエ・サーレット

この世界を支えてる、いわば世界の《土台》がいるんだよ

ラミュリエ・サーレット

僕の大切な仲間だよ

ラミュリエ・サーレット

今日はその仲間に会いに来たんだ

レーポニア・セルム

ふーん

ラミュリエ・サーレット

土台が壊されればこの世界の全ての命が消える

ラミュリエ・サーレット

それは、君も僕も例外じゃない。

ラミュリエ・サーレット

だから、僕は阻止しているのだよ

ラミュリエ・サーレット

わかるかい？

レーポニア・セルム

ええ、わかるわ

レーポニア・セルム

つまり、その仲間をこの国から出してから破壊すればいいのね

ラミュリエ・サーレット

君はなにを聞いていたんだ

ラミュリエ・サーレット

なにも理解できてない

レーポニア・セルム

でも、結論はあってるわよね？

ラミュリエ・サーレット

否定はできんな

レーポニア・セルム

なら、協力してあげる

レーポニア・セルム

仲間を助けるのを

ラミュリエ・サーレット

いいのか？

レーポニア・セルム

もちろんよ

ラミュリエ・サーレット

なら、こっちにきたまえ

レーポニア・セルム

ここはどこなの？

ラミュリエ・サーレット

地下牢へ続く道さ

レーポニア・セルム

地下牢？

ラミュリエ・サーレット

あぁ、一番安全さ

ラミュリエ・サーレット

だって、ここには誰も入れやしない

ラミュリエ・サーレット

警備も十分だ

レーポニア・セルム

…誰も逃げれやしないのね

ラミュリエ・サーレット

…あぁそうさ

ラミュリエ・サーレット

でも、君はなにを言ったてついてくるんだろ？

レーポニア・セルム

当たり前よ