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遥
遥
灰谷 竜胆
遥
遥
8月12日 待ちに待った彼との夏祭り
浴衣なんて気合入れすぎかななんて思っていたけれど 竜胆くんも甚平で安心した
遥
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
遥
遥
遥
灰谷 竜胆
竜胆くんは可愛いって言ってくれたのに 私はかっこいいって返せなかった
灰谷 竜胆
遥
8月24日
花火から数日
しばらく安静だったから竜胆くんとも会えないまま 夏休み終盤に差し掛かっていた
お礼もしたいし、
遥
花掛神社の夏祭りは毎年盛大に行われる
今年は花火も上がるらしい
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
遥
ぱんっ
明るいお祭りの中に響いた射的の音
店員
灰谷 竜胆
射的が得意なんてまた新しい1面を見つけてしまった
灰谷 竜胆
遥
竜胆くんは白いクマのぬいぐるみを私の手に乗せた
遥
遥
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
遥
ポイを水に沈めてゆっくりと金魚を狙う
するっ、
遥
浴衣の袖がずれて濡れそうになる
灰谷 竜胆
横から見ていた竜胆くんが私の袖を持ってくれた
遥
動揺を隠すように金魚を探した
あー、もうこの人は
遥
灰谷 竜胆
店員
結局2匹しかとれなくて小さな袋に入れて 連れて帰ることにした
灰谷 竜胆
遥
ヒュー ドン ドン ドン
遥
久しぶりにみた花火はとっても綺麗だった
遥
竜胆くんが連れてきてくれた場所は 人がほとんどいなくていっそう綺麗にみえた
灰谷 竜胆
遥
花火の光を映すその目に奪われてしまそうになる
そっ、
遥
私の手に竜胆くんの手が重なる
遥
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
いつもに増して落ち着いた声に逆らえなかった
遥
私はつくづく彼のお願いに弱いな
この人は私のことをどう思っているのだろう
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
遥
思わず彼の顔を見つめていた
灰谷 竜胆
遥
遥
こんなに優しい彼の隣にいて 私の心は彼に惹かれないわけがなかった
全てを映すこの彼の目にずっと映っていたい
重なったこの手を他の人と繋がないで欲しい
この無邪気な笑顔の隣に居るのは私がいい
これを恋と呼ばないのなら 何を恋と呼べば良いのか分からない程 好きだと自覚するには十分すぎた
灰谷 竜胆
遥
少し寂しそうな声色の彼
灰谷 竜胆
暖かかった手にすっと夏夜の風があたる
まだ彼の温もりを残す手をぎゅっと握って 立ち上がる
遥
さっきまでの祭りの騒がしさが消え 川の音と下駄の音だけが耳に届く
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
にこっと笑う彼の笑顔に不意に頬に熱がのぼった
灰谷 竜胆
遥
遥
今度はちゃんと返せた
遥
灰谷 竜胆
遥
正直、くんをつけてもつけなくても 私の気持ちは変わらない
ただ、目の前の彼が好きだから
遥
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
いきなり口を開いたと思ったら
遥
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
遥
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
遥
遥
灰谷 竜胆
遥
ふいっと顔を背ける
遥
どさ、
遥
灰谷 竜胆
よそ見をした途端段差につまずいて 転んでしまった
灰谷 竜胆
遥
遥
灰谷 竜胆
私の前に差し出された竜胆くんの手を 掴んで立ち上がる
遥
灰谷 竜胆
よろけた私を支えてくれた
遥
遥
灰谷 竜胆
遥
運悪く足をひねってしまったらしい
遥
灰谷 竜胆
遥
竜胆くんは私の前にしゃがみ 背を向ける
遥
遥
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
私はどうしようもなくて竜胆くんの背中に乗った
遥
恥ずかしくて言葉が上手く出てこない
灰谷 竜胆
きっと心臓の音がうるさすぎて 彼にはばれているだろう
今、どんな顔をしているのかな
その日はそのまま家まで送って貰った
はるか
竜胆くん
竜胆くん
はるか
竜胆くん
竜胆くん
はるか
はるか
竜胆くん
はるか
竜胆くん
はるか
竜胆くん
竜胆くん
はるか
竜胆くん
はるか
はるか
竜胆くん
はるか
竜胆くん
竜胆くん
いつもより遅いけれどお礼だし 竜胆くんのしたいことに付き合いたい
はるか
竜胆くん