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めっちゃいい話…、、 肝月先生、早く告れ〜!
日向志津香
小雪の電話を受けた一行が 廃ビルの前に集まる
常盤小雪
常盤小雪
常盤小雪
龍也や美咲も一緒だと言う事に 驚きを隠せない小雪
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
常盤小雪
常盤小雪
日向志津香
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏里
日向志津香
日向綾星
日向志津香
日向綾星
日向綾星
日向志津香
日向志津香
常盤小雪
小雪が綾星を抱き寄せる
日向志津香
常盤小雪
日向志津香
日向綾星
綾星は志津香の裾を掴む
日向綾星
日向志津香
日向志津香
常盤小雪
志津香は小雪に会釈をすると ビルの中へと消えていった
日向綾星
日向綾星
常盤小雪
常盤小雪
常盤小雪
日向綾星
小雪は綾星を抱きしめて 頭を優しく撫でる
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
日向志津香
眞琴杏里
杏里は祈るように手を握りしめる
揚羽渚沙
渚沙は杏里の肩に 手をそっと添える
眞琴杏里
和久井龍也
その時──
奏星の声が響き渡る
和久井龍也
姫川美咲
美咲が突き当たりの部屋を指差す
和久井龍也
龍也は奏星の声がする 部屋まで走り出す
そんな龍也に続き みなも一斉に走り出す
和久井龍也
和久井龍也
日向奏星
日向奏星
日向奏星
そこには、背中にナイフが突き刺さり 血を流す凛太郎が横たわっていた
揚羽凛太郎
日向志津香
揚羽渚沙
皆が突入する数分前
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
日向奏星
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
凛太郎は力を振り絞り 手錠と手首の肉の摩擦で肉を抉らせ
溢れ出る血を潤滑油にし 力一杯腕を引っ張り 手首を手錠から擦り抜かせ
今にも自分の首に 刃を突き立てようとする 杏樹に覆いかぶさる
日向奏星
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
杏樹が持っていたナイフは 自分の首筋ではなく 凛太郎の背中に突き刺さった
眞琴杏樹
日向奏星
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
日向奏星
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
凛太郎はゆっくりと瞼を閉じる
眞琴杏樹
日向奏星
日向奏星
日向奏星
日向奏星
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
美咲はその場で 放心状態で座り込んでいる
和久井龍也
姫川美咲
和久井龍也
姫川美咲
美咲はポケットからスマホを取り出し 救急車の手配をする
和久井龍也
和久井龍也
揚羽渚沙
横たわる凛太郎に 龍也と渚沙が声をかける
和久井龍也
和久井龍也
日向奏星
日向奏星
和久井龍也
日向奏星
杏樹は部屋の片隅で体育座りをし 両手で顔を覆っている
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
和久井龍也
龍也は杏樹の肩を掴み 問い詰める
和久井龍也
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽渚沙
和久井龍也
揚羽渚沙
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
眞琴杏里
和久井龍也
眞琴杏里
眞琴杏樹
眞琴杏里
眞琴杏樹
杏里は杏樹を 力強く抱きしめる
眞琴杏里
眞琴杏樹
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏樹
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
凛太郎は薄れゆく意識の中 動かない体を懸命に動かし 杏樹に語りかける
眞琴杏樹
杏樹は凛太郎に駆け寄る
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
日向奏星
日向奏星
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
そこに志津香が救急隊員を 引き連れてやってきた
日向志津香
揚羽凛太郎
救急隊員A
日向奏星
奏星は救急隊員を 手招きで呼ぶ
救急隊員A
救急隊員A
救急隊員B
救急隊員はこ慣れた手つきで ゴム手袋を着用し
傷口の上に清潔なガーゼを重ねて当て その上を手で直接圧迫する
その後、凛太郎は担架に乗せられ 救急車で近くの病院へ搬送される
揚羽渚沙
日向志津香
日向志津香
揚羽渚沙
日向綾星
綾星が不安そうな眼差しで 渚沙に駆け寄る
日向綾星
日向綾星
日向綾星
揚羽渚沙
揚羽渚沙
渚沙は綾星の頭を撫でる
日向綾星
眞琴杏里
揚羽渚沙
揚羽渚沙
渚沙は救急車に乗り込む
日向志津香
和久井龍也
常盤小雪
日向志津香
常盤小雪
和久井龍也
日向志津香
常盤小雪
常盤小雪
常盤小雪
和久井龍也
姫川美咲
常盤小雪
眞琴杏樹
日向志津香
眞琴杏樹
常盤小雪
常盤小雪
小雪が肝月の頭を 平手打ちする
肝月先生
日向奏星
日向奏星
姫川美咲
和久井龍也
常盤小雪
肝月先生
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏里
常盤小雪
常盤小雪
常盤小雪
和久井龍也
日向志津香
常盤小雪
日向奏星
奏星、龍也、美咲、志津香 綾星、杏樹、杏里の7名は 小雪と肝月に会釈をすると
足早にビルを立ち去り 凛太郎は搬送された病院に向かう
常盤小雪
常盤小雪
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
肝月先生
常盤小雪
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
肝月先生
常盤小雪
常盤小雪
肝月先生
肝月は小雪の手を借りて ゆっくりと立ち上がる
肝月先生
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
常盤小雪
小雪は微笑む
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
常盤小雪
肝月先生
小雪と肝月はタクシーに乗り込み 凛太郎が搬送された病院へ向かう
待合室では、渚沙が あかりが灯った手術中の表示灯を 不安な眼差しで見つめていた
そこに後から合流した7名が 渚沙から詳しい現状について 説明を受ける
和久井龍也
揚羽渚沙
和久井龍也
姫川美咲
日向奏星
日向奏星
揚羽渚沙
医師の説明を受けた 渚沙の話によれば
刺したナイフが 臓器に到達するまでには
まず衣服があり、その次に皮膚
その皮膚も1cm程度あり
その皮膚を抜けた先に筋肉がある
その筋肉は、繊維状になっており
その繊維の裂け目を すり抜けた先に骨がある
また、背中の骨ともなると 複雑な形状をしており
背骨が真ん中にあり、両側に 三角形の肩甲骨がある
さらにその他にも無数の肋骨があり
それら全てを通り抜けて初めて ナイフが臓器に到達するらしい
日向志津香
日向志津香
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
和久井龍也
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
姫川美咲
和久井龍也
和久井龍也
龍也は渚沙の話を聞き ホッと胸を撫で下ろす
揚羽渚沙
日向奏星
日向綾星
日向志津香
日向綾星
日向綾星
日向綾星
日向志津香
日向志津香
日向志津香
日向綾星
日向綾星
日向志津香
日向綾星
日向綾星
日向綾星
日向奏星
警察官A
皆が待合室で 凛太郎の手術が終わるのを 待っていると
2名の警察官がやって来た
和久井龍也
眞琴杏樹
警察官B
警察官B
警察官B
姫川美咲
和久井龍也
眞琴杏樹
警察官A
揚羽渚沙
眞琴杏樹
警察に事情を説明しようとする 渚沙の方を杏樹が掴む
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
眞琴杏樹
和久井龍也
眞琴杏樹
眞琴杏里
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
警察官A
警察官A
眞琴杏樹
眞琴杏樹
和久井龍也
杏樹の言葉を遮るように 龍也が口を開く
姫川美咲
警察官B
和久井龍也
和久井龍也
龍也が杏樹を指差しながら 警察官に語りかける
揚羽渚沙
眞琴杏樹
和久井龍也
眞琴杏樹
警察官A
和久井龍也
和久井龍也
警察官B
和久井龍也
警察官A
和久井龍也
和久井龍也
姫川美咲
警察官A
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
眞琴杏樹
和久井龍也
龍也は杏樹の手を引っ張る
和久井龍也
眞琴杏樹
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
警察官A
コソコソと話をしている 龍也と杏樹を不審に思った警察官は 二人に駆け寄る
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
警察官B
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏里
警察官A
警察官A
警察官A
警察官A
警察官A
警察官A
警察官A
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
警察官A
警察官A
警察官A
警察官二人は帽子を脱ぎ 深々とお辞儀をすると 病院から足早に立ち去る
眞琴杏里
眞琴杏里
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽渚沙
眞琴杏樹
眞琴杏樹
渚沙は杏樹の頭を優しく撫でる
それから後から 小雪と肝月が合流し
皆で待合室の長椅子に 腰を下ろしていると
手術灯の明かりが消えた
和久井龍也
揚羽渚沙
手術室の扉が開き、医師と一緒に 担架に乗せられた凛太郎が出て来る
医師
医師
眞琴杏樹
医師
医師
医師
担架に乗せられた凛太郎が ゆっくりと口を開く
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽凛太郎
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
凛太郎は医師に促され 病院まで移動する
揚羽渚沙
医師
医師
医師
医師
日向奏星
日向奏星
日向奏星
揚羽凛太郎
日向奏星
姫川美咲
姫川美咲
日向奏星
日向綾星
日向綾星
日向奏星
日向奏星
日向奏星
日向綾星
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
日向綾星
日向綾星
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
日向綾星
日向綾星
揚羽凛太郎
日向綾星
日向綾星
日向綾星
揚羽凛太郎
日向奏星
日向綾星
日向綾星
綾星の問いかけに 目を合わせる凛太郎と奏星
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
日向奏星
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
日向奏星
日向奏星
日向奏星
日向綾星
揚羽凛太郎
常盤小雪
常盤小雪
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
肝月先生
首にコルセットを巻いた 肝月が安堵の表情で語りかける
揚羽凛太郎
肝月先生
常盤小雪
常盤小雪
小雪が肝月の背中を 平手打ちする
肝月先生
肝月先生
肝月が首を押さえながら 苦痛に歪んだ表情をする
常盤小雪
揚羽凛太郎
常盤小雪
常盤小雪
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
それからしばらく 皆で談笑をしていた凛太郎
皆が安心した様子で 病室を後にし
一人になった病室で 凛太郎は目を閉じで眠っていた
揚羽凛太郎
すると、病室のスライドドアが開き 一人の少女が入って来る
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
凛太郎はゆっくりと体を起こし 小さな椅子を杏樹に差し出す
その椅子に杏樹は 無言で腰を下ろす