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#はいきゅー!!
月枝春@低浮上
24
放課後
「「「お願いします!!!!」」」
体育館いっぱいに声が響く
璃杏も小さく頭下げる
《今日も頑張ろ》
《もう入って1週間ちょっとか》
《まだ慣れんけど》
《迷惑だけはかけやんよーにせな》
メモ帳を開く
昨晩、家で書き直した仕事内容
タオル
ドリンク
ボール
黒木 璃杏
《完璧》
練習が始まって30分ごろ
北信介
璃杏はすぐ振り返る
黒木 璃杏
北信介
黒木 璃杏
《しまった》
《みおとしてた》
《おちついて、》
《焦ったら余計失敗する》
黒木 璃杏
黒木 璃杏
北信介
数分
黒木 璃杏
北信介
短い一言
それだけでも璃杏はうれしかった
《ありがとうって言ってもらえるんや》
《がんばろ》
練習が一段落し、全員が水分補給を始める。
北も汗を拭きながらドリンクをうけとる
黒木 璃杏
北信介
ドリンクを受け取った北は、少し考えるように璃杏を見た。
北信介
黒木 璃杏
北信介
璃杏の肩がピクっと動く
《は、え?》
《なにやからした》
《仕事ミス?》
《おこられるよな、》
少し身構える
北信介
璃杏は目を丸くした
黒木 璃杏
北信介
北信介
璃杏は固まる
《同い年》
《たしかに》
《でもキャプテンやで?》
《急にタメ口なんか、、》
璃杏の様子を見てきたは少し笑う。
北信介
北信介
北信介
その声は優しかった
璃杏は安心して頷く
黒木 璃杏
言った瞬間
黒木 璃杏
《タメ語》
《えうそ》
《普通にうんって》
顔がみるみる赤くなる
黒木 璃杏
北信介
北信介
璃杏はなにも言えず頷くだけだった
《あーーはずかしい》
《穴があったら入りたい》
一方で傍から見ていた2年生は
宮侑
宮治
宮侑
角名倫太郎
宮侑
宮治
宮侑
角名倫太郎
宮侑
3人は顔を見合わせる
少し不思議そうに
練習終盤
ボールが転がってくる
璃杏はすぐ広いにむかった
《よし》
《これには慣れてきた》
ボールを抱えて戻ろうとすると
北信介
黒木 璃杏
一瞬ふたりは止まった
《あ》
《またタメ口》
またみるみる顔は赤くなる
顔だけじゃなく耳まで
黒木 璃杏
北信介
北信介
北信介
その一言が璃杏の心に強く残った
《わたしらしい》
《はじめていわれた》
少し嬉しかった
帰り際
部員たちが片付けをしてる時
侑がつぶやく
宮侑
宮侑
宮治
角名倫太郎
侑は北を見る
璃杏の仕事を確認し
短く言葉を交わす
いつもどうりのはず
なのに
どこか柔らかくみえた
宮侑
宮治
角名倫太郎
体育館には、今日もボールの音と笑い声が響いていた。
少しずつ
本当に少しづつ
黒木璃杏と北信介は少しずつ距離が縮まっていった
コメント
1件
読了しました🥀 璃杏が敬語をやめて「うん」って自然に出た瞬間、めっちゃドキドキしました…! 北さんの「黒木さんらしいで」って言葉が優しくて、璃杏の「はじめて言われた」っていう気持ち、すごくわかる。1週間の積み重ねが少しずつ実を結んでる感じ、好きです。次も読みたいです🌙