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緯度140°の夢

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緯度140°の夢

3 - 二者択一 ①

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2025年08月05日

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伊堂 恵子

………まぶしっ

朝か………。 結局初めての場所なのに熟睡できてしまった…。

狐鈴 ほわ

ひつ?

伊堂 恵子

ひつまぶしって言いたかったわけじゃないですよ

狐鈴 ほわ

なんだ。食べたいなら買ってこようかと思ったのに

狐鈴 ほわ

朝ごはんはおにぎりだよ!梅おにぎり!

伊堂 恵子

わーい

伊堂 恵子

あ、そうだ……今何時ですかね…?

狐鈴 ほわ

ソーセー………7時だよ

……今何時?って聞かれたらソーセージと答えたくなる気持ちは分かりますけど……。

狐鈴 ほわ

8時には私とあすか学校行かなきゃだから……

狐鈴 ほわ

あっ、そうそう。君も多分高校生くらいだろうし学校通わなきゃだね

仕事がない朝に感動していたところだったけど、そういえば大人じゃないなら学校があるんだった!!逃げ道がない!!

あ、でも、一回通ってるし実は楽勝なのでは……?異世界に通じるか分からないけど…。

狐鈴 ほわ

学校はこの近くだと二つだね

狐鈴 ほわ

まず、私達が通ってる啓基坂学園!こっちの方が家からだと近いね
普通に学問を学べるよ

狐鈴 ほわ

二つ目は桜田魔法学園!魔法が出来るようになるかもね

魔法…………使ってみたい〜〜!!

狐鈴 ほわ

あ、でも君──

東雲 あすか

ほわー!!早くしないと遅刻するよー!!

狐鈴 ほわ

やべ…

狐鈴 ほわ

とりあえず一週間以内に決めておいて!あとは自由にしてくれていいから!!

伊堂 恵子

わ、わかりました…

どっちにしようか………。 問題なく過ごせそうなのは啓基坂?の方だけど……。魔法気になる!!使ってみたい!!

まあとりあえず、ご飯食べるか〜!

二者択一 ①

なんとなくほっつき歩いてるせいで帰るとき迷子になりそうだ…。

にしても、街並みにあまり異世界感がないな………。もっと西洋の街並み的な感じだと思っていたのに…。

伊堂 恵子

(思ったより普通…?)

伊堂 恵子

(ひ、)

伊堂 恵子

(人がたくさんいるーーッ!)

伊堂 恵子

(駅前だからか。駅前ならしょうがないな)

こうして人を眺めてみると、いろんな人がいるんだな〜…。耳生えた…獣人かな?獣人もいたり…。

目が楽しい………。いや、少しチカチカしてきたかも。

気にしてなかったけど髪色も多種多様なんだよな……ほら、今目の前から黄緑色の髪をした男性が歩いてきて……

ドン

やべ、ぶつかってしまった…!!

伊堂 恵子

あっ、すみ…すみません…

 

こちらこそ。お怪我はありませんか?

伊堂 恵子

大丈夫です。貴方は?

 

ええ、僕も大丈夫です

伊堂 恵子

すみません、こちらの不注意で…

 

いや、本当に大丈夫ですって!あまり気にしないでください

 

では、僕はこれで

…思ったより身長高かったな……。

今後こういうことがないように注意しなきゃ……!!

えーと、とりあえず……。

そうだ!!ご飯食べよう!!ちょうど昼時だし!!

どこかにいい飲食店ないかな!!お金は多分ほわさんが置いていってくれたものだし、なるべく安めのとこがいいけど…。

 

………

 

人間にしては……何か…

 

いや、気にしないでおこう。僕には関係ないからな

 

…もしかしたら関係あるかもしれないけど

伊堂 恵子

………美味しそうなご飯がある……!!

伊堂 恵子

(多分食べなかったら今日寝る前後悔するはず。私はそういう人間だから)

伊堂 恵子

(でも、ここ……)

居酒屋なんだよな………!!!

私の見た目、今は明らかに未成年だし……流石にお店には入れないかな…

 

ちょっと、そこの貴方

伊堂 恵子

え?はい、なんでしょう?

 

さっきから店の前で数分突っ立ってたんですよ…?もしかしてこの看板に書いてる新メニューが気になるんですか?

伊堂 恵子

あ、はい…実はそうでして……

 

そう…………。じゃあ食べてみる?

伊堂 恵子

え?

 

はい、お客さん。中へどうぞ

伊堂 恵子

え!?ここ居酒屋じゃないんですか!?

 

大丈夫。店長には私から言っておくし……。あと、この時間帯は酒出さないから

伊堂 恵子

(な、ならいいのか………?)

伊堂 恵子

(昼に酒出さないって……。昼に飲食店、夜にバーをやってる店みたいなことなのかな…?行ったことないから分からないけど…)

 

はい、これ

伊堂 恵子

あ、ありがとうございます

美味しそう……。更にお腹すいてきた……。

伊堂 恵子

いただきます

伊堂 恵子

………

伊堂 恵子

うまっ!?

なんだこれ………美味しい!!今までに食べたことない味だ……(まあ今まで見たことなかったけど)!

 

いい食べっぷりだね!

 

大人になったらここの常連にならない!?

伊堂 恵子

はい!!なります!!

 

………いや、本当に嬉しい。それ、実は私が開発したメニューなんだ

 

他の人の口に合うか不安だったけど、おかげで自信が出てきた

 

是非また来て欲しいけど……流石に店長は二回も許してくれないかな……?

伊堂 恵子

な、なんとか目を盗んでみます

 

あははw

 

まあ、来るなら昼頃にね。本当は開店前っていう理由だけど、酒は出してないから

伊堂 恵子

え!私開店前に押しかけちゃったんですか!?

 

それは私が半ば無理矢理に連れ出したせいだから大丈夫

 

…さて、そろそろ準備を再開しないと店長に怒られちゃうからこの辺でね

伊堂 恵子

あ、お金……いくらですか?

 

いや大丈夫!私は十分いいものを貰ったからね

伊堂 恵子

そ、そうですか…?なら…いいん…でしょうか…

 

代わりに、また今度も来てね

伊堂 恵子

わかりました!それでいいのならいくらでも通います!

 

ありがたい言葉だ……

 

…そうだ、名前を言ってなかったね

稲葉 來

私は稲葉來。よろしくね

伊堂 恵子

私は伊堂恵子です

稲葉 來

これで今日から私達は友達だね

伊堂 恵子

そうですね!

伊堂 恵子

(結局1時間くらいいた気がする……)

伊堂 恵子

(今日はいい思い出が出来たなぁ…)

 

伊堂 恵子

……ん?

伊堂 恵子

(なんか冷たいものが当たった気が………もしかして…)

伊堂 恵子

雨………!?

『二者択一 ①』 終 NEXT 『二者択一 ②』

ひとくちキャラ紹介

伊堂 恵子 (イドウ エコ) 唐突に異世界転生をしてしまった可哀想な人。 元々はごく普通の社会人だったが、転生をした後は高校生になっていた。本人はそれを少し喜んでいる。

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