仁詠
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
仁詠
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風魔
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仁詠
風魔
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風魔
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仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
風魔
風魔
風魔
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
風魔
風魔
風魔
仁詠
風魔
風魔
風魔
風魔
仁詠
仁詠
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
仁詠
仁詠
風魔
仁詠
仁詠
仁詠
風魔
風魔
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
風魔
風魔
仁詠
風魔
仁詠
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仁詠
風魔
風魔
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
風魔
「なぁ、聞いたか?初代様が2代目の沙羅の巫女を選んだらしい」
「まじか!?じゃあ、神の使い様も変化すると…?」
「そうなったら、風魔様は確実に選ばれるだろうな」
「だな、風魔様のお母様も初代様の神の使いだしな」
「むしろ、ならない方が難しい」
「俺達の、希望だ」
「風の大陸が、栄え続ける理由だ」
「風魔様は、才能にも恵まれた」
「きっと、この大陸をよりよくしてくれる」
…
うるさい、黙って
「おい〜聞いた?」
「風魔様が正式に2代目風の神の使いに選ばれたらしいぞ」
「まぁ、そりゃそうだよな」
「なんなら1度2代目巫女様はこちらに視察に来ているしな」
「風魔様ならやってくれると思い選んでくれたのだろうな」
「それにしても、あの巫女様」
「初代様とは違う雰囲気で、ぞっとするよな」
「あ〜分かる、なんだろ」
「逆らったら刺されそう」
「いや、その気持ちわかる」
「なんだろうな、人間じゃないみたいだ」
「風魔様が上手く話をまとめてくれるといいんだけどな…」
「次の代があれで、本当に大丈夫なのか…」
……
期待、裏切り、また期待
違う誰かを、蔑んで
「風魔はさ、もっと自由に生きてもいいんだよ」
「嫌だったら辞めてくれても大丈夫」
「なにか言われたら私の名前を出していいよ」
「君達を守れるのなら名誉毀損なんてどんと来いだよ」
「君達は、私が選んだ神の使いだから」
「私の大切な、仲間なの」
「……だからさ、風魔」
「もう体を張って私を守らないで」
「私はそんなに弱くないし」
「……仲間が傷つくのは見たくないよ」
……
薄情なのか、臆病なのか
どっちなのか、分からなかった
だから、黙ることしか、出来なかった
目の前で倒れる、2代目様
咄嗟に抱えた太陽の神の使い
四人神様が2代目様を抱える
他の神の使いは、おろおろしているだけ
その中の1人に、なっていた
……仲間はずれ感が、否めなかった
そんな中、一言呟いた
「私は大丈夫」
なんて言葉が
……酷く、惨めに見えた
目の前で、倒れそうになる巫女様
やっぱりまた無理を…
そんなことを思いつつ、倒れそうな巫女様を支えようとして
………ビックリした
ぞっと、した
人間じゃないのだと、改めて知った
これが、選ばれた力?
こんな有様になるまで修行しないといけないものが
世界からの、祝福?
全てを疑いたくなった
嫌いになれるならなりたかった
なれる訳が無かった
そこまで、行ってしまった
いずれきっと後悔する
そう分かっていても、無理だった
あぁ、惨めだ
自分がたまらなく、惨めに見えた
風魔
仁詠
風魔
風魔
風魔
仁詠
仁詠
風魔
風魔
仁詠
風魔
風魔
仁詠
仁詠
仁詠
コメント
3件
風魔さんと仁詠様は似た者同士、だね😌✨大切な人の話をすると笑顔になる……とっても素敵だね!! 風魔さんの桃香さんに対する忠誠心……本人の口から直接聞いたわけじゃないからあれだけど、きっと神の使いとして背負うのに重みを感じていた時の桃香さんの言葉に救われてそこから忠誠心が強くなっていったのかな……??いつか風魔さんの口から勝たられる日を楽しみにしてる👀✨